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重心側は屈筋が緊張し、非重心側は伸筋が緊張する [整体基礎理論]

中手骨・中足骨のアーチが潰れる側―重心側―は、膝関節・肘関節の屈曲に働く筋肉、
即ち屈筋が緊張します。

その為、万歳検査において肘が屈曲し、殿屈検査にて膝が屈曲し易い側となります。

その為、肩甲骨は上肢の屈筋緊張に引かれ前傾し、
腸骨は屈筋緊張に引かれて後傾します。

手首も、重心側は屈筋緊張の為に手首は掌屈し、足首も底屈し、
足趾も屈曲します。

重力が働く側の為、肋骨が下がりますが、肋骨を下げる原因となる外腹斜筋も、
屈筋のため 重心側が緊張して 肋骨を引き下げるのです。


また、顎の噛む筋肉も屈筋の為、重心側は咀嚼筋が緊張し、無意識のうちに
噛みこみがきつくなります

非重心側は、アーチが大きく利き足の構造側で、抗重力筋の構造を持つ 
伸筋が緊張します。

重力に逆らって体を支えたり、姿勢を維持したり、強いジャンプをする時などに働く筋肉で、
大腿四頭筋や上腕三頭筋の他、前脛骨筋、広背筋、腸肋筋 等が挙げられます。

これらは伸筋の為、万歳検査において肘が伸展し、殿屈検査にて
膝が屈曲し難い側となります。


肩甲骨は上肢の伸筋緊張に引かれ後傾し、
腸骨は伸筋緊張に引かれて前傾します。

手首も、非重心側は伸筋緊張の為に手首は伸展し、足首も伸展し、
足趾も伸展します。 

従って、一般の抗重力筋、伸筋の概念と違うところは、腸骨筋、中殿筋
腸骨の前傾に関わる筋肉伸筋
大殿筋等 腸骨後傾に関わる筋肉
屈筋と考えている所です。









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