前重心と後ろ重心タイプの　座り方と立ち方：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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前重心による反り腰と　内重心による反り腰｜肩の痛みやコリの原因は巻き込み肩―巻き込.. ブログトップ

前重心と後ろ重心タイプの　座り方と立ち方　[歪みの解説] [編集]

重心の掛かり方には、前後の重心・左右の重心・内外の重心に分類されます。

前(爪先)重心の人は内重心になり、後ろ(踵)重心の人は外重心になると
教わった事がありますが、前重心で外重心の人も、私のタイプのように
後ろ重心で内重心タイプも見られます。

前後の重心は、腸骨の前傾・後傾、関節や体幹の屈伸に関わる伸筋・屈筋の
緊張バランスにより決まります。

伸筋が緊張し、腸骨が前傾するタイプは、前重心になります。
屈筋が緊張し、腸骨が後傾するタイプは、後ろ重心になります。

重心の掛かり方で座り方や立ち方の姿勢が変わります。
バスや電車の中で、下のイラストのような座り方をされている
部活帰りの学生さんをはじめとする姿勢の方をよく見かけます。

これは、姿勢が悪いのでもだらけてるのでもなくて、
骨盤後傾の人の座り方の特徴が現れています。
椅子に浅く腰掛けて背もたれにもたれ、
脚を開いて投げ出す形になります。

この前、運転免許の更新で前に座った女性の方は、
イラストのように背もたれにもたれ掛らず、
爪先を着いて背中を反らせて座って見えました。

一見、シャキッとしているように見えますが、
骨盤が前傾している方の特徴が現れています。

それぞれの重心の掛かり方により、立った時の姿勢も変わります。
骨盤前傾の人は、立つと前に重心が掛かり、背中が反って出っ尻になります。

骨盤の後傾の人は、立つと後ろに重心が掛かり、膝が曲がってお尻が下がります。

上のイラストは、骨盤後傾で外重心のタイプのもので、
骨盤で内重心のタイプは、お腹を突き出した反り腰となります。
反り腰のバランスをとる為に、ねこ背となり、お腹を突き出す姿勢になります。

それぞれの重心の掛かり方により、伸筋を緩めるか屈筋を緩めるか、
腸骨や仙骨を前傾させるか後傾させるか、椎骨の何番を調整するかが決まります。

ふとした動作や姿勢には、いろいろな情報が隠されています。
それを、読み取れば、体を調整しながら症状を緩和することができます

重心について、詳細は、
『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
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