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治療においても、逃げ恥作戦は必要ですよね! [当院の情報]

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

お陰様で、昨年末で550記事に達成し、今年は551回よりフォームデザインと
記事形式を一新して、お届けする予定です。
551とは有名な豚まんと一緒で、食いしん坊な私にぴったりの2017年の始まりです。

又、当院のホームページに全柔協さんのアドレスを使わせて頂いていたのを
独自ドメインを取得したため、下記にURLが変わりました。

https://ma35.net/

今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

ところで、昨年テレビドラマで人気が出た流行語
「逃げ恥」が話題になりましたね。

大晦日に行われたIBFスーパーバンタム級タイトルマッチにおいて、
「逃げ恥」ならぬ「耐え恥作戦」によって、
奇跡のチャンピオン奪取劇がみられました。

小國以載選手が、22勝無敗22KОという圧倒的な強さを誇るドミニカ共和国の
英雄ジョナタン・グスマンチャンピオンに歴史的な勝利を収めた一戦です。

小國選手は、中盤までは打ち合いを避け、ボディでグスマンのスタミナを削って
後半勝負という作戦。

3Rに左ボディでダウンを取った時、普通ならラッシュすべきところを
相手の強打を恐れて決めに行かず、強打をかわしながらボディ攻撃にて
相手の弱るのを待ち続けたのです。

「耐え恥作戦」は、当日の解説者も務めた内藤大助元チャンピオンから
伝授されたものだとか。

さて、治療においても「逃げ恥作戦」は、時には必要になります

若い時は、様々な講習会にて、「この技術で何でも治る!」という洗脳を
受けてきました。

そして、習った技術、自分の腕で何とかしようと、
どんな症状も果敢に手を出して、攻めの治療をしてきました。

しかし、27年の年月と経験を経た今日、電話で相談を受けた時は、
痺れを主としたヘルニアや狭窄症、器質的な損傷を伴う傷病を
来院して頂き治療をするかどうかは、
治らないリスクも伝えた上で来院して頂けるか、御本人の判断にお任せします

勿論、20年前よりは経験も技術も進歩していますが、経験を積んだからこそ
簡単には「治るよ!」と言えない症状が解ってきています

手を出すにしても、症状を取ろうとしてガンガン攻めるより、
一歩引きながら様子を見ながら、そして治し時にはバシッと!
というのは、ボクシングと一緒ですね。

昨年末、私の母が年末の掃除や片付けを頑張り過ぎて、
足腰が痛くなって、身動きが取り難くなりました。

日頃お世話になっている病院の先生に診て頂いたところ、
椎間板を傷めているので1週間から2週間安静」との診断を頂きました。

痛くなった日のデイサービスで、痛い局所をマッサージしてもらった
あとから痛みが酷くなったらしい事も考慮し、
私は手を出さずに、病院で処方して頂いた薬を飲むほかは、
安静するように監視(?)して様子を見ていましました。

以前なら、年末で少しでも早く立ち直ってもらう様にと、私も腰椎の
調整位はしていたでしょう・・

徹底的に安静にさせた事もよい方に働き、3・4日で日常生活での動きが
取れる様になり、1週間でキヤッとする痛みやお尻や脚の神経痛は
おさまったとの事です。

お陰様で、年末年始に予定していたショートステイに行って、
ほかの入所者やスタッフの方と話したり、ゲームや工作を楽しんでこれました。

年齢的なもの、器質的な異常がある、神経症状があったー等の
状況を考え、年末年始が近い事もあり取った作戦が上手くいった訳です。

よく、講習会の会長先生、先輩の先生から、
「教わった通りにすれば何とかなるよ」
「何でもとりあえず治るといえば良いのに・・そのほうが儲かるよ」
「あわよくば上手くいけば儲けものじゃない」
等と、断らずに攻めで行く方策を教わってきました。

しかし、現在の当院は、
「治るかどうかは診てみないと解らない、何回か治療してみないと解らない」
「来院されてないのに、見解をコメントできない」
「長年の症状の場合、一、二回の来院で治ると思わないでほしい」

等、ケースによってはセールストークの真逆のお返事をさせて頂く事もあります。
逃げ恥は、本当は恥ではないですよね?
ある意味勇気のある行為では? と ご判断頂けないでしょうか?

そんな中、『指ではじくだけで肩の痛みが治る!江戸の秘術より生まれた凄ワザ』
で取り上げた傷病は、続けて通院して頂いた人の殆どに
確かな効果を感じて頂ける傷病に絞りました。

四十肩・五十肩、ばね指、テニス肘、顎関節症、寝違い、首肩の凝り、
肩甲骨まわりの凝りや痛み等です

これらの傷病の腱弾きは、ぜひ治療に来てくださいと自信をもって言えるもので
セルフで行ってもリスクが少なく効果を上げる事ができます。

本来、何でも治る!という方が経営的に、本なら売り上げ的に良いのは明らかです。
しかし、治療師30年の経験から得た情報はお話すべきだと思いますね。

但し、お電話だけでは解らない事がありますので
体を見せてもらったうえで、状況と大体の見通しを説明させて頂き、
数回治療してみた体の反応で、これは無理だなと感じました場合は
その旨をお伝えする様にしております。


詳しくは拙著

『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
をご覧ください。

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指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

  • 作者: 福冨 章
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき
当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル
「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。

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当院の〈アーチバランス整体〉〈腱賦活術〉は、健康保険の対象外となっております。




岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕

当院ホームページ https://ma35.net/ 



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