名人の先生の凄ワザに感服！：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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名人の先生の凄ワザに感服！　[治療あれこれ] [編集]

『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
という私の著書のタイトルにもー凄ワザーという言葉が入っています。

私の考案した『セルフ腱はじき』を、出版社の編集者さまに行ってみて、
その効果を評価していただき商業出版の夢が叶いました。

編集長様と編集者様が　お知恵を絞られて、このお題を付けて下さった
と本の印刷の前に、決定しましたよ　と　タイトルを教えて頂きました。

もちろん、私もそのワザには自信を持っていますが、
最近、整形外科の先生の検査の凄ワザに感服しました。

それは、私のところに通院して頂いている患者さんが、
イベントに出かけた先で、雪で滑って左足を着いて踏ん張ろうとした所に
段差があって、ボキッという音と共に足首を外に(内反)捻じったとか。

足を地面を着ける事ができず、激痛に耐えかねて、その地に住まわれている
同行の人に勧められるがままに、近くの整形外科に入ったそうです。

雪が降った寒い日なので、分厚いタイツを穿いていたそうで、
「痛くて脱げないから、タイツを切って診て下さい」　とお願いしたところ、
「もったいないからいいよ。」と言いながら見ていただいたそうです。

レントゲンも撮らずにちょこちょこっとタイツの上から患部を触っただけで、
「骨は折れていないね、ステージ1か2っていうところだね」　と診断し、
タイツの上から　応急処置をして頂けたそうです。

「えっ！骨折しているかもしれないのに、レントゲンも撮ってくれないの？」
と　その患者さんは不安だったそうです。

初診のこの整形外科へは遠方のため通えないということで、転院にて当院で
整復固定と後療を行いました。

足首の前外方の靭帯の辺りは少し触っただけで飛び上がる位の痛み。
確かに骨折時のような腫れはないものの、足を着けて歩けないどころか、
そっとタオルを傷めた足にお掛けしただけでも、痛みで顔を歪められます。

施術をする際に床を這って移動される姿を見ていたら、
ヒビ位は入っているか深刻な靭帯損傷があるのか?と不安になってきます。

とりあえず、足首を関節を絞めながら矯正し、足部の腱を弾いた後、
テーピングと足底板、バンテージにて圧迫固定を行い様子を見る事に。

すると、翌日にはずいぶん楽になられ、2-3日後には両松葉杖に頼られていたのも
用心の程度で片方だけ支えて歩ける様になられました。

どうやら、骨折は勿論、靱帯の部分断裂も深刻なものでは無かった様です。
ホッとすると共に、タイツの上から触っただけでその状態を読み切った
名医の先生の凄ワザには衝撃を受けました。

レントゲンを撮られないという自信も凄いですよね。
正に、手がレントゲンなのか? 、МRIなのですか? とお称えしたいです。

その整形外科の近くの方では?と、詳しそうと当りをつけた患者さんに振って見たら、
「それって、〇〇整形じゃない？」　と、ズバリ正解！

「あそこは、殆んどレントゲンを撮らないよ。」続けて
「でも、先生の見立てが間違ったという話は聞いた事がないよ」

「それなのに、治療は引き延ばさずに直ぐに治るから、いつ行っても空いているよ」

「その怪我の人、傷めた所が、メッチャ　タイミングの良い場所だったんだね」

凄すぎる！こんな凄い先生が居たら、私共の東洋医学系の医療の仕事が
なくなりそうなので、病院名は伏せておきますね(笑)

平成の世に、手塚治虫先生の漫画に登場する様な凄腕!先生が現実に居られるとは。

人々の病苦を手術とは真逆の方法、鍼の名人芸で救う
盲人の鍼師「琵琶丸」が活躍する『座頭医師』とでもいいますか?

上手く説明できませんが・・とにかく、ん～素晴らしい!!

自分の得意分野で、死ぬまでに　私もこの先生みたいになれるように?
いや、僅かでも近付く事ができるように今回555記事にかけてGo!Go!Go! と精進しなきゃね・・

心より、この整形外科の先生の事　ご尊敬申し上げます

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