女子マラソンで注目の安藤友香選手は、骨盤後傾？－その走り方：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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女子マラソンで注目の安藤友香選手は、骨盤後傾？－その走り方　[ちょっと寄り道] [編集]

2017年3月12日、名古屋ウィメンズマラソンが行われ、
嬉しい事に、岐阜県出身の安藤友香選手ゼッケン108が、
初マラソンにして日本女子歴代4位の記録をたたき出しました。

彼女の走行フォームが「忍者走り」と言われ注目を集めています。
これまで、有名選手と一線を画す、腕を振らない事に話題が集中していますが、
安藤選手自身がコメントされていた様に、「骨盤を前に出すような走り」
が独特です。

後ろに重心を掛け、腕を伸ばしての振りは、後ろに振る事で骨盤を前に出している
かの様にも見えます。

典型的な骨盤後傾の後ろ重心の体型を生かした走り方ではないでしょうか。

解説の野口みずきさんも、「彼女も私と同じように上り坂が得意なので・・」
と、コース終盤の上り坂の勝負ポイント前で話されていたように、
骨盤後傾の人は、上り坂は得意となりますね。

ところで、安藤選手もチームメイトで今回3位の清田真央選手も
目と目の間が離れているのにお気付きでしょうか？　そういえば、
高橋尚子さんも野口みずきさんも目が離れていますね。

今回、レース前に新聞に載った招待選手の写真を見ると、日本人は
目が離れた選手が多いですね。

実は、目が離れている人は、骨盤が後傾する事で後ろに重心が掛かるタイプ
が多いのです。

ケニアの選手などアフリカ勢は、どちらかというと骨盤前傾の人が多く、
着地も「フォアフット」のランナーが多いですが、
安藤友香選手や清田真央選手はどちらかといえば、
踵着地に近い「ヒールストライク」ですね。

安藤友香選手は、現在のスズキ浜松アスリートクラブに所属される前の2カ所
の属先ではチームに合わず良い成績を収める事ができなかったそうです。

おそらく、現在トップレベルの選手を揃えるアフリカ勢の走り方をイメージした
フォームに矯正される指導がされる中、
自分の体に合った走りをする事にこだわりがあったのでは？

この、自分の骨盤や重心の掛かり方に応じた走り方をすると、
関節や筋肉に無理が掛かり難いといえます。

東京オリンピックに向けて、マラソン競技のみならず、
骨格や重心の観点からのフォーム矯正が見直されていくとよいですね。