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痛くても動くとよい―の誤解、-動くとは、運動するではなくーこまめに体勢を変えること- [医学一般]

ひと昔前の常識が、覆される事も珍しくなくなった現在です。

痛い時には、安静第一=動かない と 提唱される 一方で
痛い時でも、動くのが一番、腰痛は動かしながら治すのがよい、膝の痛みは歩いて治す
等 との説も、最近よく耳にします。

患者さん達からも、「痛くても動いた方がいい とTVで観ました」
という言葉に続けて次のような質問や報告を受けます。
「私の様に、こんなに痛くても、我慢して動いた方がいいのですか?」
「肩を動かすと痛いので、動かなくならない様にラジオ体操でも始めるかなぁ?」
「膝の痛みがひどいので、ウオーキングを始めて治そうと思っています」
「腰が痛かったけど、運動した方がよいと聞きゴルフに行ったら動けなくなった!」
「歳を取ってあちこち痛みが出てきたので、やはり筋トレをしたのがよいのでは?」
 等

痛みがあると、動く=運動する⇒治る に行きつくと鵜呑みにされいる御様子。

痛みは何か原因がある筈で、体に何らかの問題が起きたサインとして痛みを
出してきているのです。

特に動かし難さを伴う痛みは、関節や筋肉・腱などに何かまずい事が発生したのに対して
体が警告信号を出して、動かさないようにしている場合が殆んどなのです。
そのため、その警告を無視して運動するのは危険です。

痛くても運動してよいのは、脳の誤認識、誤動作による慢性腰痛など
ごく一部に限られます。

それ以外は、動かして治すという意味合いは、運動するというよりは、
こまめに体勢を変えるという意味に解釈して頂くと良い様に思います。


平成に移ってからは、肉体労働的な条件で起こされる症状よりも
PCの普及と共に、さらにはゲーム機、携帯電話・スマホも生活に溶け込みました。

それに伴い、椅子に座った態勢を取り続ける、肩甲骨を固定して手指だけを動かす
スタイルへと変化した事で引き起こされる症状が主体になってきました。

つまり、動かさないで同じ体勢をとり続ける事による筋肉や腱の硬直、痙攣による
症状です。

硬直による引き攣った痛みを起こし易い方は、運動=動く の以前に
同じ姿勢を長時間取り続けない様に、体勢を変える=動く のが大切です。

これは、お行儀良く 就寝時に仰向きで朝まで寝るよりも、体勢を変えて
何度も寝返りをうつのが自然で、朝、起床時に、体が固まり、筋肉が硬直による
引き攣った痛みや首や関節が動きにくいなどの予防に繋がります。

逆に、朝、体が硬くなっている状態で、いきなり大きな動きをすると、
筋肉が攣り易く、痛みが起き易いという訳です。


同じ体勢を取り続けた事で、体が固まり、筋肉や腱が痙攣した状態で
運動すると不味いのは、冷静に考えれば分かりますよすね。

動く=運動=大きな動作をする、筋力を高めることをするのではなく、
動く=体勢を変える、手足を振る 又は、揺さ振る、肩甲骨のみを上げ下げする
等を定期的に行なって、筋肉を緩めて関節を柔らかくし、体をリラックスさせる
事が必要です。

筋力を高めるより、筋肉を緩めて体が固まらない様にする方が、
痛みをの予防や痛みを悪化させない事にも繋がります。

五十肩やギックリ腰、膝関節症の方は、特に、この ー動かすーの意味を
誤解されぬ様に御用心下さい。


https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2016-04-06
https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2015-06-21

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