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骨格の歪みを 重心を整えて矯正する太極療法 [筋ツイスト]

6/18日 日本海中部地震 新潟地震 山形地震 で被災された
皆さまには 謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り致します。

骨格とは、15種22個の頭蓋骨、7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、
腸骨、恥骨、坐骨、仙骨、尾骨などの骨盤の骨、肩甲骨、肋骨、胸骨・鎖骨
上腕骨、橈骨・尺骨、大腿骨、脛骨・腓骨、手根骨、足根骨、手足の指の骨
によりなります。

それぞれの骨が、左右、前後、上下、捻じれ、内外(開閉) 等にズレる事で
骨格の歪みが発生し、症状を引き起こします。

この 全ての骨の、それぞれの歪み を診ていくのは、とても大変です。

患者さんからの「背骨が曲がっていますか?」「骨盤がズレていますか?」
「体が捻じれていますか?」 等 の問いに、
「曲がっています」「ズレています」「捻じれています」とザックリ答えるのは
簡単なのですが、それなら素人でも解りますよね。


先ず、症状に関わる歪みを特定し、それは、どの骨が(左右どちら)
どの方向にズレて起っているかを判断するのが大変なのです。

しかも、骨は、ぶつかったり転んだり する等の 大きな外力が加わらない限り
簡単にズレるものではありません。

日常生活での体の使い方の癖や姿勢、繰り返し動作により、筋肉にアンバランスが生じ、
筋肉に引かれる形で、少しずつ骨がズレていきます

筋肉には、屈筋・伸筋、外転筋・内転筋、外旋筋・内転筋 等があります。

そのうちの、どの筋肉の左右どちらが緊張して骨をズラしているか、又、
緩んで引っ張られている、支えられなくなっているのか を調べ、一般的には
一つ一つをストレッチや筋トレ的手法で調整していきます

未熟な頃の私は、御多分に漏れず このような施術を主体としていました。
この方法は、ストレッチする筋肉を見極めるのが難しいのに加え、
ストレッチする力加減も難しいのです。
ストレッチする力が大き過ぎると、反射により縮もうとする力が働いてしまうのです。

しかし、研究を重ねるにつれて、骨格の変位―歪みは、2つに集約されている
気が付きました。
上下、左右、前後、内外、捻じれなどの歪みは、重心の移動という観点から見ると、
右重心か左重心に集約されます

重心は全てが捻じれの連鎖によるものなので、ストレッチしなくても、
筋トレしなくても、筋肉を前後・左右、どちらかに捻じるだけで
骨格の矯正が可能となるのです。


東洋医学では、色々な現象は、陰・陽の2つに集約される
という 陰陽論が基本にありますが、正にコレですね。


重心は、筋肉の流れ方向により決まります
筋肉の流れる方向とは、筋肉の捻れる方向の事で、必ずしも
骨の捻じれ方向とは一致しません。

骨盤や下腿・前腕の筋肉が時計回りに流れるタイプが右重心
反時計回りに流れるのが左重心タイプになります。


これは、腸骨や肩甲骨の筋肉の前後方向においても、同じと言えます
ですから、殆どの場合、重心側が決まれば、荷重側も決まってきます。


肋骨や太もも、二の腕の筋肉は、骨盤や下腿・前腕の筋肉の流れとは逆方向になります

この2系統の筋肉の流れバランスは、内外の重心に関わってきます。

肋骨や太もも、二の腕の筋肉の流れが勝ると外重心タイプとなります。
ねこ背型‐巻き肩の人はこれに当たります。

骨盤や下腿・前腕の筋肉の流れが勝ると内重心タイプになります。
胸張り型-巻き肩の人はこれに当たります。

つまり、右重心タイプか左重心タイプのいずれのタイプかを解ったうえで
その筋肉の流れバランスを「筋ツイスト」によって整えていくと、
左右の重心は元より、前後の重心内外の重心も調整されていきます。

従って、それぞれの重心の狂いによって起こっている骨格の歪みが、
おのずから整っていきます。

この様に、慢性のコリや痛み、痺れ、自律神経が絡んだ症状等は、
症状に捉われることなく重心を整えるのに主眼を置きながら
局所的な腱の硬直を緩める等の処置を加えていきます

正に、筋ツイストは、筋骨格にアプローチはするものの、
東洋医学の太極療法の考えに基づいているのです。

https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2011-01-12

大阪鍼灸マッサージ協同組合さまの主催の講習会にて光栄ながら、講師を
務めさせて頂ける事で、テキストや資料製作に励んでおります。
東洋医学系の治療師の方で、筋骨格系のアプローチに興味のある先生は、
その入り口として『筋ツイスト』は最適と思います。
ぜひ、 の様な機会に学ばれるとよいのでは? と思います。

https://www.daishinkyo.gr.jp/post-351/

又、右重心タイプ、左重心タイプそれぞれのセルフ調整法を解説した
『筋ツイスト』という本が秀和システムさ んから出版して頂いております。

5434_筋ツイストカバー.jpg

そして、『からだにいいこと』2019年5月号の
たるみも疲れも体の不調も 老化を止める!「筋肉のつけ方」
キモチよ~く体スッキリ! おうちで簡単セルフ整体
「ゴロゴロ筋ツイスト」

という記事にて、右ゆがみタイプ、左ゆがみタイプの判定法と
それぞれの歪み改善メソッドが掲載されました。


月刊からだにいいこと 2019年 5月号

月刊からだにいいこと 2019年 5月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: 雑誌



いずれも、筋肉の流れ方向にひねった後に、筋肉が逆方向に戻る作用を用いて、
体の捻じれや歪みを矯正するセルフ整体法です。

従来のセルフ整体の主流であったストレッチは、最近では、スポーツの前後に行うと
逆効果と言われる中、ストレッチに変わるメソッドとして活用していただきたいと
思います。


勿論、私は、日々の施術においても、手技により手足や体幹を筋肉の流れ方向に
ひねって骨格の歪みを調整し、痛みや動きの異常を改善させております。

一人一人の歪みのタイプにあった的確な刺激を入れることで、
高い効果を得られるのです。




『セルフ筋ツイスト』で効果を感じられない方は、院長考案のオリジナル療法
『重心バランス整体』の施術をお勧めします。

今回の著書の関係の
神経痛、だるみ、自律神経のケアに最適な[筋ツイスト]
筋肉の強張り、関節が動かし難い等の不具合に、[腱ツイスト]
-腱賦活術の腱弾き施術を含みます



その他のオリジナル療法

[打鍼術] [皮内鍼施術] [バランステーピング] 等、
と いった 多彩な施術法にて 改善に導いております。





『セルフ筋ツイスト』のやり方は、
「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」秀和システム刊 をご覧ください。


タイトルクリック ↓










痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト

痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト

  • 作者: 福冨章
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2018/03/28
  • メディア: 単行本





筋ツイストのイメージ動画です。動画の中に収録された筋ツイストは、
イメージであって、正確なやり方を解説したみのではありません。









「腱弾き」のやり方については、こちらの本で詳しく解説しています!

『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
自由国民社刊

タイトルをクリックしていただくと、アマゾンページに飛びます。

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

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  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2015/12/10
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アマゾンキャンペーン時の特典映像 『セルフ腱弾きの実際』はこちら↓





岐阜市の昭和表紙DSC_0444.JPG
2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム)  ご覧下さいませ

詳細は 
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25




当院の〈重心バランス整体〉〈腱賦活術〉は、健康保険の対象外となっております。




岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕



当院ホームページ https://ma35.net/ 



「らいらいネット」https://rairai.net/salon/kin-twist/



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