腱を弾いた途端、「このやり方を探していたんです！」と喜んでもらえました：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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当院オリジナル「筋出力テーピング」の長..｜肩甲下筋と棘下筋の腱賦活術で　肩の可動が.. ブログトップ

腱を弾いた途端、「このやり方を探していたんです！」と喜んでもらえました　[オリジナル治療法] [編集]

何度も肩関節脱臼を起こされ、二の腕を外に捻じる動作や寝返りの際に、
肩が浮いて外れる様な感覚を訴えられて来院された方。

肩関節の外旋の可動を見ると、肘を曲げた状態で右の上腕が外に開きません。
肩の巻き込み　を整体・マッサージ院で指摘され、胸を張る様にしているが
その体勢が辛く、長続きできないそうです。

この方の場合、肩の前側の筋肉の腱が硬直して、肩の正常な関節のかみ合わせと
動きを妨げている様子。

先ずは、右肩の上腕二頭筋短頭が烏口突起に付く所の腱を外側に弾いてみました。
「そう、このやり方！懐かしいねぇ、昔、兼定先生にやってもらったよ」と言われました。

兼定先生は骨接ぎの名人で、以前に肩関節脱臼で病院に救急搬送された時、　
医師が外れた関節を戻せなかったのを　休診日でほろ酔い加減にもかかわらず
いとも簡単にハメられたそうです。

「脱臼がハマった後、肩回りを弾いて貰うと、肩が動き易くなったんです。」
と、昔を懐かしむ様に言われました。
腱を弾く方法は、昭和の頃までは、接骨や按摩・指圧の先生によって
「腱弾き（けんびき）」「スジきり」
等の名称で行われていた様です。

「兼定先生も亡くなられ、弟さんも業務を辞められ、鍼一本で脱臼をハメてくれた
名人の先生も亡くなって困っていたんです」

私は、骨を接げない、脱臼をハメられない　残念な柔道整復師ですが、
腱を弾いて肩の可動を付けるのは自信があります。

肩甲下筋、大円筋の腱を弾いて緩めていくと、どんどん関節の可動が広がり
患者さんには笑顔が。

「胸が開くと、こんなに仰向きが楽に寝れるんだ」と感動して頂きました。

色々と、新しいやり方や考え方が持て囃されている今日、
江戸時代の古法按摩の凄ワザ「解釈の術」を、本という形で
平成の世に復刻させる事ができて　よかったと思います。

８月に大阪鍼灸マッサージ協同組合【学術講習会】にて
講師をさせていただきます。

肩の内旋外旋の可動が広がる
肩甲下筋と棘下筋の腱賦活術も初公開の予定です！

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大阪鍼灸マッサージ協同組合【学術講習会】

古法按摩の「解釈の術」より生まれた『腱賦活術』

ー四十肩・五十肩、ばね指、顎関節症の特効法

日時:平成28年8月21日(日)　　13:00～16:00
会場:全柔協会館(梅新21ﾋﾞﾙ)4階　大阪市北区曽根崎2-2-1
対象:組合員と関係者

会費:無料　　　
定員:30名　　最少催行人数:10名
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8/3(水)までに　　大阪鍼灸マッサージ協同組合

平成28年8月21日(日)　【学術講習会】　受講申し込みをされる方はFAX06-6315-0036へ送信　
又は　TEL06-6315-0035へ御連絡下さい
https://daishinkyo.gr.jp/officeinfo/detail/i/444/
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◎講習会も、この本をベースに行いながら、最新の方法を加えていきます。

https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2016-06-29

詳細は、
『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
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メディア: 単行本（ソフトカバー）

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