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上肢と下肢の相関連動 [整体マニアック]

手技研系列の会によく見られるのは、

歪みのタイプを上肢と下肢を別々にそれぞれ2タイプに判定している事

です。 それに、特例を一つ付け足している場合もあります。


この考えによると、上肢と下肢は何ら 連動が無い事になり

下肢を操作して肩の巻き込みが改善したり、下肢を牽引して万歳検査が揃ったり、

鎖骨下操法で殿屈検査の正中が出る事の 説明がつかなくなります。

椎骨も、胸椎11番より上と、胸椎12番より下の椎骨では、

相関関係が無い事になります。


『アーチバランス整体』の理論では、上下で分類するのではなく、

上肢と下肢の相関連動が存在する〔捻れ系〕〔重心系〕を含む

2つの系統に分類して、それぞれ2タイプに判定しています。



重心系 屈曲・伸展、内転・外転など 

捻じれを伴わない動きとそれに関与する筋肉・椎骨。

手足のアーチバランスに関わる筋肉と それに関わる椎骨。


〔相関連動〕 肩甲骨の前傾・後傾―腸骨の前傾・後傾   

 肘の屈筋・伸筋―膝の屈筋・伸筋 

手首の屈曲・伸展―足首の屈曲・伸展

左の屈筋系が緊張しているタイプを〝左重心〟 

右の屈筋系が緊張しているタイプを〝右重心〟


① 捻れ系 外旋・内旋、橈屈・尺屈、回内・回外など 

捻じれを伴う動き と それに関与する筋肉・椎骨。

 〔相関連動〕 肩甲骨外旋・内旋―仙骨の回旋   

上腕の外旋筋・内旋筋―大腿の外旋筋・内旋筋 

右の(大腿)内旋筋が緊張しているタイプを〝右捻れ〟 

左の内旋筋が緊張しているタイプを〝左捻れ〟とする


② 重心系 重心に関わる骨格の変位とそれに関わる筋肉、腰椎。

伸縮の歪みも含み、重心側は屈筋緊張、非重心側は伸筋緊張となり 

歪みのタイプは

右脚重心の〝右重心〟 左脚重心の〝左重心〟となります。


左重心と右重心では、下肢の重心の筋肉は勿論、

上肢の重心系の筋肉の緊張は全て左右で逆になります。



即ち、 『アーチバランス療法』では、

全ての骨格・椎骨・頭蓋骨・筋肉は〝捻れ系〟〝重心系〟の2系統で

相関連動している事を基本として、この2種類を調べる検査をすれば、

全ての骨格・椎骨・頭蓋骨・筋肉の情報を知りうる様に体系化されているのです







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