腰椎すべり症：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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生理の異常と仙骨の歪み｜アイソメトリック収縮とアイソトニック収.. ブログトップ

腰椎すべり症　[傷病と整体] [編集]

腰椎すべり症は、腰椎が前方にズレる事によって、

腰痛、下肢の痛み・痺れを起こす傷病です。

前方に辷(すべ)った腰椎が、脊柱管を圧迫する事による

脊柱管狭窄症の一因にもなります。

脊柱を伸展する(反らす)筋肉である

〝大腰筋〟の過緊張がベースにありますが、

腰椎４番及び腰椎５番のスベリ症と言われた場合は

大腰筋〟の緊張による腰部の前弯に加え、腸骨筋の緊張による

腸骨の前傾による前方へのストレスが、

腰仙部に集中し、腰仙関節に歪みを起こすものです。

腰椎３番が辷っていると言われた場合は、

大腰筋の緊張による腰部の前弯するも、腸骨筋の弛緩により

腸骨の後傾によるストレスが、腰椎３番・4番間に掛かり、

下部腰椎が腸腰靭帯で腸骨に連結されている為に、

腰椎3番に前方への応力が集中するのです。

腰椎が辷り傾向にある人は、体を反る事は、辷りを増長させるのでNGです。

うつ伏せで本を読んだり、テレビを観るのはしない様に気を付けて下さい。

この場合は、ブリッジの様に体を反らす運動はやめて、

両膝を抱えてコロコロと揺りかごの様に揺する体操

をすると良いでしょう。

更に、腰椎４番が辷る場合は、外側ハムストリングス(大腿二頭筋)　

のストレッチを加え、

腰椎３番が辷る場合には、内側ハムストリングス(半腱半膜様筋)　

のストレッチを加えます。

ハムストリングスのストレッチは、緊張側のみ行い、

緩める呼吸で行うのが効果をupさせる秘訣です。

尚、内側ハムストリングスは重心側が緊張し、

外側ハムストリングスは非重心足が緊張しています。

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