慢性腰痛に効果が高い捻転操法

腰痛・坐骨神経痛や自律神経の失調による症状がある場合、

捻転操法がよく効きます。


当院の捻転操法は、骨盤の捻転と肋骨の捻転の二段階の方法を用います。


仰臥位で腸骨を挟んで腸骨の可動を診ると、非重心側への可動が大きく、

腸骨が離解する事が確認されます。

第一段階で 、この腸骨の非重心側への離解が解消されるように

捻転を行い、第2段階として肋骨の捻じれが解消されるように捻転します。


第一段階の捻転動作により腰椎の3番・4番5番の傾きやローテーションが矯正され、


第二段階の捻転操法により腰椎の1番・2番の傾きやローテーションが矯正されます。


先日、脚の痛みで仰向きでもうつ伏せでも足を伸ばして寝れない方に、

脚を立てたまま、捻転を行うと、腸骨のフリが消失し、

仰向きでも　うつ伏せでも脚が伸ばせるようになり、

その後スムーズに施術が行なえました。



又、慢性的な腰痛と、骨盤が開いて下がる事による不安定感を訴えられる

ある患者さんは、

「いつも、この捻じって転がしてもらうのをして貰うと、すっーと腰の痛みが引いてくるね！」

と　この操法がお気に入りです。

さらに、

「捻じられているだけなのに、腰まで伸びるので不思議だ！」

とも言われます。


実は、捻じれだけ取っている様に思えても、重心や伸縮に関わる捻れも調整できる為、

施術後に腰の伸びるのも感じて頂けるのです。

頸・肩の痛みや自律神経性疾患等は、

捻転をして仙骨・肋骨を揃えると、症状が改善される事が多い様です。







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タグ：整体　手技研　肋骨の捻じれ 腸骨が左右に離解する