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踵の裏の痛みは 重心側に発生しやすい〔改訂版〕 [傷病と整体]

踵の痛みには、踵の後部のアキレス腱が付着する部分での痛み と、
踵の底部 即ち裏側の痛み に分類されます。



臨床を行っているうちに、踵の裏側の痛みを起こす場合 の 殆んどは、
重心側に発生している事が解ってきました。

重心側は、腸骨が後傾し、踵に体重が乗り易い為です

又、重心側の足は、後足部が内反します。

内反とは、足の裏が内側を向き に足が返る様な捻れの事です。
内反すると、足の小指側に体重が掛かります。


人の足は、母趾側に重心が掛ると重心は前に移動して、小趾側に重心が掛ると、
踵に重心が移動します

足が内反すると、体重は後ろに乗る傾向がある為に、踵に負荷が掛かってくるのです


当院の患者さんの行きつけの美容室の先生が、踵の痛みの為にビッコをひいて
歩いておられたのを見かねて、
当院に紹介して頂いたのですが、重心側の踵
疼痛が発生しており、しかも 酷い反り腰でした。

腰が反ると、体重は いっそう後方に-即ち踵に-掛ってきますね。


ソルボ素材の踵パッドの入ったサポーター装着で保護して頂きながら、
足の内反に関わる筋肉の調整と関連腰椎の調整を行い、
足の重心の掛り方が正常になり、2-3ヶ月の通院で、症状はすっかり消えました。

別の方で、階段を下りる時や踵を着ける時に痛みがあったのですが、
やはり、内反している足の側でした。
 
足を内反させる筋肉後脛骨筋腱の〈腱はじき〉をして 歩いてもらった途端、
「痛みが無くなった」と言われました。

加えて、患側の腸骨の後傾を矯正し、重心に関わる下部腰椎を調整する
事で、踵に掛る負担が減り、歩行時の踵の痛みも解消されてきます。


骨棘などのハッキリした所見があるものを除き、臨床上 原因が解り辛くて、
改善する事が難しかった踵の裏の痛み が、そのメカニズムが解ってきた事により、
アプローチがし易くなったと言えます。







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