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急に涼しくなった 9月 ―腰・背中や足の筋肉の痙攣が急増― [傷病と整体]

額を強打されて来院された患者さんが、
それから頚に違和感があると訴えられましたので
「打撲してから、その他にも何か変わった事はないですか?」
と、頭部への影響を懸念して、お尋ねしましたら

「そういえば、ぶつけてから、夜 以前よりも良く眠れる日が続いているなぁ」
と 答えられました。

回答の内容に 「えっ!?」 と私が混乱していると、スタッフが
「もしかて、ここ数日が涼しくなって寝られる様になっただけって事はありませんか?」

「あぁ、そうだよね。確かに、涼しくなって気持ちよく寝られる様になったって事だよね」
―ハァ~ 頭を打った事とは関係ないようだ― とホッとしました。

実際に、この朝晩が涼しくなった事で、この所は、
足・脚の攣りを訴えられての方が多かったです。

「すっかり、涼しくなったら、身体も楽です♪」 と言われていた方が、次の来院時から
明け方~起床時に、左膝裏、左足の甲、母趾の付け根が攣って
目が覚め、それからズキンズキンと痛み出した

涼しくなったものの、パジャマは同じ薄い素材のままの物で寝て、朝起きてから
右のふくらはぎが攣って歩きにくくなった

夜ウォーキングして、疲れたまま寝て朝起きたら、左脛の前側―前脛骨筋―が攣った

朝、正座してお経を読んでいる最中、両ふくらはぎが攣っちゃって 
座っていられなかった


暑かった夏の習慣で、夜に散歩するようになって、湿った芝生の上を散歩していると、
意外に冷えて右膝、右ふくらはぎが硬くなって歩くと痛み出した

山間部の葬式に出たら、結構涼しくて、正座をしていてお参り中、
足の裏が攣って痛みが発生それ以来足を引きずっている

ハイヒールで急に走ってから、左第4趾ラインが攣ってズキンズキンとした痛みが発生した

などなど・・・このところの患者さんの二,三人に一人はこの様な症状を訴えられる
という頻度の高さです。

勿論、当院が<腱はじき術>による筋肉や痙攣を緩める施術を
得意としている事も有りますが・・・

又、今回は、腰方形筋と云って、下位肋骨と腸骨〔骨盤の一番大きな骨〕
に付着している筋肉が痙攣している方も多かったです。

患者さん本人は、
骨盤の上の痛みや肋骨下の痛みを訴えられ、身動きが悪くなって
おられましたが、触ってみると腰方形筋の付着部辺りで、腱がゴリゴリに硬く
硬直していました。

一人の方は、
「転勤により多忙によるストレスで右わき腹が攣っていたのを我慢していて、
夜、冷房をかけてゴロゴロとしていたら、肋骨や骨盤辺りが傷みだして動けなくなった
と言われ、もう一人の方は、
掃除をしていて体を捻じった途端に左腰が引き攣って、動き難くなった
と言われ、この方は、左の腰方形筋と大殿筋が硬直の為に私の左手で掴める程に
硬くなって盛り上がっていました

私が、腱を弾くと、コキコキと大きな音がするため
「それって、骨じゃないんですか? 触っても 骨の様に硬くて棒の様だし・・」
と言われましたが、
次回来られた時には、
症状の緩和と共に、骨の様な棒状の塊は殆んど消えていました!


この二人の方は、どちらも
 一週間前に、今の症状と同じ側の肩甲骨の間の筋肉が引き攣って
痛くなっていた様です。

どこかの筋肉が 引き攣ったまま放置しておくと、
同じ場所か相関関係を持つ筋肉に痙攣状態を起こしてくる様です

テニス部の学生さんは、雨上りの湿った芝の状態のコートでテニスを
長時間していて、
オーバーハンドでサービスを打った途端に腰の上の方が痛くなり、腰が曲げ難くなりました。

やはり、
腰方形筋が痙攣状態になっており、肋骨の下辺りと腸骨の上辺りが痛い様です

お母さんの話では、少し前からねこ背が酷くなっており、肩甲骨の間ののツッパリを
訴えていたようです。 

このように、多忙、夏の疲れ、ストレスなどで 身体が歪み、
特定の(系統)筋肉が過緊張状態になっている所で、
気温が急に変化し、朝夕の気温が大きく下がると
その筋肉に痙攣様の状態が発生する様です


この様な状態になった後では、
原因療法―体の歪みを調整する方法―をいきなり行っても、
筋肉の痙攣は反応しにくいので、まず<腱はじき術>にて、
筋腱の痙攣を解いてから
その原因となる歪みにアプローチしていくのが良いようです。

また、急性症状だからと云って、
間違っても冷やしたり、冷湿布など貼らないように!
炎症でも熱を持っている訳でもなく、冷えの絡んだ痙攣の様なものですから。









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