前後・内外の重心と筋肉の緊張バランス：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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前後・内外の重心と筋肉の緊張バランス　[オリジナル理論] [編集]

重心には、前後の重心と内外の重心があります。
前後の重心は、踵と爪先、手の指と掌への重心の掛かり方により
前重心タイプと後ろ重心タイブに分類されます。

内外の重心は、重心が手や足の小指側に掛かるか、母指側に掛かるかにより
内重心タイプと外重心タイブに分類されます。

前後の重心は、関節・体幹を屈曲・伸展する筋肉のバランスにより、
前重心か後ろ重心かが決まります。

伸筋が緊張すると腸骨が前傾して前重心になり、
屈筋が緊張すると腸骨が後傾して後ろ重心になります。

内外の重心は、関節・体幹を回旋する筋肉のバランスにより、外重心か内重心かが
決まります。

外旋筋が緊張すると、内旋の筋出力が大きくなり内重心となり、
内旋筋が緊張すると、外旋の筋出力が大きくなり外重心となります。

同じ前重心タイプ、後ろ重心タイプでもでも左右を比較すると、
それぞれ、踵に重心が乗る側と爪先に重心が乗る側があります。

踵に重心が乗る側は、体の荷重が掛かる重心側となり、
爪先に重心が乗る側は、歩行時の推進力となる非荷重側となります。

同様に、同じ内重心タイプ、外重心タイプでも、それぞれ左右を比較すると、
外側に重心が乗る側と内側に重心が乗る側があります。

即ち、左が内重心になるタイプと右が内重心になるタイプが
あります。

以上のことから、
踵重心側・内重心側では、屈筋が緊張し伸筋が緩む
つま先重心側・外重心側では、伸筋が緊張し屈筋が緩む
という法則が成り立ちます。

この原則に基づいて、腱賦活術、ストレッチ、操法の刺激を使い分けると、
筋肉の緊張バランスが整うように、体を変化させられます。

詳しくは、私の著書をご覧になってください。
『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』
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