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皮膚刺激と深部刺激 [鍼灸と整体]

鍼や指圧の理論では、
「強刺激は神経を鎮静し、弱刺激は神経を興奮させる」 と言うのが 
定説となっています。

しかし、転んで膝を打った時や、棚に頭をぶつけた時には、
思わず打ったところを擦ります。
〝さする〟という刺激は、〝押さえる〟〝揉む〟と言う刺激に比べて
明らかに軽い刺激です。

私が考えるに、急性の痛みや、炎症・疼きを伴う痛みは、
皮膚表面の知覚神経が過敏を起こしているもので、
この場合は、軽い刺激で鎮痛します
つまり、痛みを起こしている神経も、感覚受容器も異なるのです。

一般の痛みは、深部への強い刺激で交感神経を緩めて、
血行を良くして鎮痛します。
急性の痛みは、皮膚への弱い刺激で副交感神経を緩めて、
鎮痛させ、出血や炎症による充血を抑えます。

私が、施術で用いる『皮内針』は、
皮膚表面に極細く小さい針を皮膚に沿わせる様に引っ掛けて、絆創膏で留める 
と言う方法を用います。
一般に言われる 鍼治療の、皮下にブスッと刺す のとは正反対です。

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捻挫や打撲の痛みや腫れには勿論の事、
五十肩・腱鞘炎の炎症期、肋間神経痛などの神経過敏症状
に とてもよく効きます。

これは、皮膚の知覚神経の受容器に軽刺激をする事で、
血管を収縮させ、神経を鎮静させる為です。







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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

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