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『整体』を行う際の 症状の特定 [整体基礎理論]

先回①で、https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2010-12-14-1

症状の原因を特定する過程を、スペンスドラマ風に述べてみました。


症状には、大きく分けて二つあって、

場所を特定できるものとそうでないものがあります


何となくだるい、疲れ易い、気分が悪い、ふらつく等の症状は、

場所を特定できるものでない為、全体のバランスを取る、

正中を出すという施術を中心として、

加えて、問診による体の情報特に目立つ歪みを考慮して整えていきます。


痛みや関節の運動制限などは、殆んどの場合で症状の場所が特定できますが、

ココが痛いと、指先で指定できる位ハッキリした場合と、

この辺りが何となく、ここの奥の方で痛い等の、漠然としたものがあります。

急性の傷病場合、神経に痛みが入っていて常時痛い場合などは、症状をハッキリ示せる

事が多く、従って、筋腱・靭帯・神経および原因となる椎骨が特定し易いのです。


痛みや痺れの左右差・場所・性質(神経に響く痛みか筋肉の痛みか、

温めると楽になるか冷やすと緩和するか、どんな時に症状が増強するか)等、

ハッキリとした情報が多いほど、原因は特定し易いです。

一例をあげると、大菱形筋・大腰筋 等は、

冷えやストレスの影響を受け易く、冷えたり、ストレスを受けると痛みが増強し

その関連椎骨が歪むと体が固くなったり、冷え易くなります。


又 関節を動かすと症状がある場合も、特定の動きの時のみに痛みがある場合には、

原因となる歪みが特定し易くなります。

例えば、首を前屈した時のみに痛い時は頚椎1番、

首を後屈すると痛い時は、頸椎7番の歪みの関与が考えられるのです。


同様に、腰椎では、腰を前屈して痛い時は腸肋筋、

腰を後屈すると痛い、或いは伸ばすと痛い時は、腹直筋等の

過緊張の関与が考えられるのです。


勿論、様々な歪みが複雑に重なって痛みや痺れ、運動制限を起しているので、

問診による情報と、歪みの観察・検査を歪み・体の法則の知識を基に照合して、

それぞれの患者さんの何を治していくか考えていくのです。
   





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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

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