手根骨の矯正による 手のアーチの調整 [オリジナル治療法]
ネットを見ていると、手首・足首を調整すれば、殆んどの傷病や痛みに対応できる
と云う 記述を良く目にします。
手首の痛みや手指の腱鞘炎や痛みには手根骨の矯正が勿論よく効きます。
特に、手首や指を反らすと痛い、曲げると痛い場合に
この施術を良く行い、即効を得ています。
又、ギックリ腰等で、寝る事のできない人は、椅子に腰掛けて、
手根骨の矯正をする事で、腰が伸びて、楽に立ち座りが
できる様になる事があります。
頚や肩が動かしにくい場合も、手根骨を矯正すると、楽に動く様になり、
患者さんがビックリされる事があります。
当院の場合、手根骨のズレている方向を見極めたうえで、
呼吸を利用して、直接、骨を矯正する方法を取っています。
〈腱はじき法〉にてアーチの異常に関わる筋・腱の拘縮を
緩めてから矯正するとさらに良い様です。
手首には、ほぼ2列に亘り、手根骨と言う小さな骨が8つ並んでいます。
指先に近い側(遠位側)には、親指側より大菱形骨・小菱形骨・有頭骨・有鉤骨が並び、
前腕側(近位)には小指側より豆状骨・三角骨・月状骨・舟状骨が並びます。
月状骨・舟状骨は、手部のアーチに関わる基点となる骨で、
大抵の人が右舟状骨が凸して右中手骨頭が凸し、中手部の丸みは大きい様です。
ただ、臨床を重ねるに従って、母指、環指・小指では、
人により指が反る側、指の間が広がっている側が異る事に気付きました。
すなわち、人により、
手のアーチが大きい側と小さい側があるという事です。
先に記述した遠位の手根骨は、手のアーチに関わります。
手のアーチは有頭骨を頂点としたアーチと、大菱形骨を頂点としたアーチがあります。
有頭骨を頂点と立アーチは、手根中手関節の可動のある環指・小指側でアーチの
増減を呈し、大菱形骨がを頂点としたアーチは、母指側のアーチの増減に関わります。
大菱形骨と母指-第一中手骨との関節は可動関節となり、
母指側のアーチの起点となります。
大菱形骨が、掌側にズレると、母指側のアーチは減少します。
大菱形骨が、甲側にズレると、母指側のアーチは増加します。
有鉤骨と環指・小指の関節は可動関節となり
小指側の手首のアーチの起点となります。
有鉤骨が手の掌側にズレると、小指側のアーチは減少します。
有鉤骨が手の甲側にズレると、小指側のアーチは増加します。
この場合、第1中手骨と第5中手骨を把握して、アーチ減少側は大菱形骨と有鉤骨に
示指を当て、甲側に押し上げて矯正します。
アーチ増大側は、第1中手骨と第5中手骨を把握して、大菱形骨と有鉤骨に
母指を当て、掌側に押して矯正します。
このように、手指の傷病に対しての〈腱はじき術〉の臨床を重ねるにつれ、
手首のアーチに関わる手根骨にもアプローチする事を思いつきました。
経験的なものだけでなく、解剖学に基づいた方法として完成させました。
アーチに関わる手根骨を矯正する事で、手のアーチがあるべき形に戻ります。
すると、パソコンなどで同じ様に手指を使っても、負担の掛り方が違う様です。
手のアーチを矯正する と足のアーチも連動して矯正される 為、
腰や足の症状にも効果が及ぶ訳です。
手首、足首など、首〈ネック〉と名が付くところは、構造上の弱点であると共に、
急所としての威力を発揮する所でもある訳です。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
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お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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と云う 記述を良く目にします。
手首の痛みや手指の腱鞘炎や痛みには手根骨の矯正が勿論よく効きます。
特に、手首や指を反らすと痛い、曲げると痛い場合に
この施術を良く行い、即効を得ています。
又、ギックリ腰等で、寝る事のできない人は、椅子に腰掛けて、
手根骨の矯正をする事で、腰が伸びて、楽に立ち座りが
できる様になる事があります。
頚や肩が動かしにくい場合も、手根骨を矯正すると、楽に動く様になり、
患者さんがビックリされる事があります。
当院の場合、手根骨のズレている方向を見極めたうえで、
呼吸を利用して、直接、骨を矯正する方法を取っています。
〈腱はじき法〉にてアーチの異常に関わる筋・腱の拘縮を
緩めてから矯正するとさらに良い様です。
手首には、ほぼ2列に亘り、手根骨と言う小さな骨が8つ並んでいます。
指先に近い側(遠位側)には、親指側より大菱形骨・小菱形骨・有頭骨・有鉤骨が並び、
前腕側(近位)には小指側より豆状骨・三角骨・月状骨・舟状骨が並びます。
月状骨・舟状骨は、手部のアーチに関わる基点となる骨で、
大抵の人が右舟状骨が凸して右中手骨頭が凸し、中手部の丸みは大きい様です。
ただ、臨床を重ねるに従って、母指、環指・小指では、
人により指が反る側、指の間が広がっている側が異る事に気付きました。
すなわち、人により、
手のアーチが大きい側と小さい側があるという事です。
先に記述した遠位の手根骨は、手のアーチに関わります。
手のアーチは有頭骨を頂点としたアーチと、大菱形骨を頂点としたアーチがあります。
有頭骨を頂点と立アーチは、手根中手関節の可動のある環指・小指側でアーチの
増減を呈し、大菱形骨がを頂点としたアーチは、母指側のアーチの増減に関わります。
大菱形骨と母指-第一中手骨との関節は可動関節となり、
母指側のアーチの起点となります。
大菱形骨が、掌側にズレると、母指側のアーチは減少します。
大菱形骨が、甲側にズレると、母指側のアーチは増加します。
有鉤骨と環指・小指の関節は可動関節となり
小指側の手首のアーチの起点となります。
有鉤骨が手の掌側にズレると、小指側のアーチは減少します。
有鉤骨が手の甲側にズレると、小指側のアーチは増加します。
この場合、第1中手骨と第5中手骨を把握して、アーチ減少側は大菱形骨と有鉤骨に
示指を当て、甲側に押し上げて矯正します。
アーチ増大側は、第1中手骨と第5中手骨を把握して、大菱形骨と有鉤骨に
母指を当て、掌側に押して矯正します。
このように、手指の傷病に対しての〈腱はじき術〉の臨床を重ねるにつれ、
手首のアーチに関わる手根骨にもアプローチする事を思いつきました。
経験的なものだけでなく、解剖学に基づいた方法として完成させました。
アーチに関わる手根骨を矯正する事で、手のアーチがあるべき形に戻ります。
すると、パソコンなどで同じ様に手指を使っても、負担の掛り方が違う様です。
手のアーチを矯正する と足のアーチも連動して矯正される 為、
腰や足の症状にも効果が及ぶ訳です。
手首、足首など、首〈ネック〉と名が付くところは、構造上の弱点であると共に、
急所としての威力を発揮する所でもある訳です。
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「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404 円
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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