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立ち上がる時に つい言ってしまう〝どっこいしょ〟 [治療あれこれ]

立ち上がる時に、つい「どっこいしょ」と言ってしまうのは、

オバさんくさい等と言われますが、最近若い人でも結構見られますよ。


この前、腰に鈍痛を感じると言って来院された30代後半の患者さんは、

正座や立ち上がりはもとより、仰向きやうつ伏せへの寝返りを指示する度に、

「よいしょ」「どっこいしょ」とつい言葉が出てしまわれる様です。


骨盤を支える筋肉に力が無くなって 開いてしまうと、

立ち上がる時にエネルギーが必要となり、坂道でアクセルを踏むが如く 

どっこいしょの掛け声と共に、動くのです。



二回目に来院された時は、掛け声も無く、スムーズに動かれています。

勿論、数日の間に、骨盤を支える筋力が付いたとは考えられず、

骨盤の開きが締まった事で、衰えていた筋出力が蘇ったのです。


その為、無理に掛け声をかけてアクセルを蒸かす必要は無くなったのです。


御高齢の方の骨盤は、大抵、横に広がって後ろに下がっています。


若くても、この様な歪みを呈している方は、歳よりくさいと云われる

動き方になり、掛け声が つい出てしまうものなのです。


因みに、この〝どっこいしょ〟は、仏教用語の『六根清浄(ろっこんしょうじょう)』

から来ている言葉だそうです。

「六根」とは私欲や煩悩、迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官を云い、

「清浄」は煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地を云います。


かつて、富士山などの登山の際に、掛け声として「ろっこんしょうじょう」

が使われており、その音から 

「どっこいしょ」という言葉になったと云われます。









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