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神経痛 ~痛みと自律神経~ [医学一般]

自律神経〔交感神経・副交感神経〕は神経痛に密接に関係しています。

交感神経性の痛みと副交感性の痛みでは、

症状の出方、増強因子、治療方針、治し易さにおいて大きく異なります。


 交感神経性の痛みの特徴

①抑えたり揉むと気持ち良い・症状が緩和する。

②入浴する・リラックスすると楽になる。

③温める・血液を循環させると、症状が緩和する。

④痛みはあっても、何とか行動ができ、日常生活への支障が少ない。

⑤治療やマッサージを受けて、反って痛くなる事が少ない。


 副交感神経性の痛みの特徴

①抑えたり揉んだりしても楽にならないか、悪化する。

②入浴や休養しても楽にならない。

③温めたり血液を循環させても、症状に変化がないか悪化する。

④動かさなくても痛い・熱感・血管拍動痛、動くと神経に響く痛みがある。

⑤一般的な治療やマッサージを受けても、あまり楽にならなかったり、反って痛くなる。


首や腰、肩などの痛みの場合、

交感神経性の痛みの場合、

安静にしていたり、温めたり、マッサージをすると楽になるが、


副交感神経性の痛みは、

休んでいても酷くなり、マッサージや温罨法を受けると

反って痛くなり、痛み止めが効き難く、日常生活に差支える程になって、

困り果てて来院される事も少なくありません。


具体的には、

ぎっくり腰で骨盤より下、仙骨やお尻周りに響く痛みが発生した場合、

頭痛で、一般的な筋緊張性によるものでなく、〔偏頭痛〕といわれる血管拍動性の頭痛

五十肩、膝関節症、上腕神経痛で少し動かしても神経に響くもの、夜間痛があるもの 

布団を掛けるだけで痛む等、皮膚表面に物が少し触れただけで。

飛び上る程の痛みがあるもの

概して痛みが強く、捻挫や打撲した時の様な激痛、熱感や炎症が起こっているかの様で、

冷やしてみると反って悪化する事も多いです。


これは、副交感神経の緊張により知覚過敏の過敏と、血管の拡張を起こしている為で、

その処置・調整が必要となります。

                       

[次項有]続きは明日のブログで[手(パー)]







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