手のアーチ異常を調整すると 肩・上腕の痛みが楽になる！

肩や腕の痛みのある場合、手のアーチのアンバランスに
関わる場合が有る様に思います。

反り腰の方の四十肩・五十肩は、
手のアーチが大きい側－母指と示指、環指と小指の間が狭く、
母指・小指が反る側－に多い様に思います。

腰椎後弯の方の四十肩・五十肩は、
手のアーチが少なく、指の間が広くなる側に
起こる事が多い様です。


アーチが大きい側の四十肩・五十肩には、
三角筋の中部線維に痙攣により発生した
索状の硬結が　しばしば見られます。


四十肩・五十肩の腕の痛みで、上腕二頭筋腱や棘上筋腱のセオリー通りの
〈腱はじき〉を施して限界がある場合は、この
三角筋の前部線維及び後部線維の異常が関わっている様に思います。

この索状の腱を弾くと、手のアーチが整い、手のアーチを整えると、
腱が緩むのを確認できます。

〈腱はじき〉を施しても、限界のあった、四十肩・五十肩の患者さんから、
四十肩・五十肩が、患側の遠位手根骨を調整し、
手のアンバランスを整える事で　
「このところとても楽になった」　「今週は楽に過ごせた」
「施術の帰りに運転がし易い」　「動かしての痛みが少なくなった」　との　
お声を　よく聞かせて頂ける様になりました。

親指側の大菱形骨、小指側の有鉤骨という手のアーチに関わる手根骨を、
矯正する事で手のアーチが揃い、今までの施術で効果が今一つだったものが、
飛躍的に良くなる事も多くなっています。

これは、手の横アーチが消失する側では、これらの手根骨が甲側に凸し、
手のアーチが大きい側では、手根骨は掌側に落ち込んでいるのを矯正する方法で、
私が、解剖書と臨床を重ねた研究の末に　考案した施術法です。

今後の研究で、さらに精度を上げるつもりです。









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タグ：手のアーチ　四十肩　五十肩　腕の痛み　肩の痛み