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何にでも効く薬、何にでも効く施術!? [健康一般]

基本的に西洋医学の薬は、

症状や体の状態、検査結果によって処方されるので、

何にでも効く薬というものは少ない様に思います。


しかし、東洋医学整体では、

何にでも効くと謳った薬や施術法が多く見られます。


これは、東洋医学や整体が、バランスを取る・自然治癒力を高める

という考えの上に 成り立っているからです。


この考えは、的を得ており、非常に素晴らしいのですが

ある危険性も含んでいるのも事実です。


1 バランスを取れば全てが治ると言うのは間違いであり、

局所も症状も含めて診ていかないと、

重大な病が手遅れになったり、適切な投薬や局所処置がされなかった為

に こじれたりします。


2 日常よく見られる中でも、バランスを取っただけでは 改善しにくい傷病があります。

四十肩・五十肩、腱鞘炎、テニス肘等はその代表で、

これらの傷病には、私も長年手を焼いてきましたが、

腱はじき術 という局所療法を開発し、効果を上げております。


3 頸椎5個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎4個は、重心系と捻じれ系の

2つの系統に分けられ、それぞれの系統別に 相関連動して歪み、

相関連動して整います。


即ち、ある椎骨を矯正したり、関連筋を調整すると、その効果はその系統の全ての

椎骨・筋肉に連動して波及し、2種類の系統の調整をすれば、効果は全身に波及します。

しかし、重心系と捻じれ系の歪みは、全く相関せず、一方の系統の椎骨を矯正しても、

もう一方の系統に調整力が働くことは、ほとんど無いのです。


4 自律神経症状などや幅広く漠然とした慢性症状は、バランスを取って

自然治癒力に委ねる方法が効果的の事も多いのですが、

局所の関節に限局した痛みは、

その原因を特定して調整した方が改善が早い場合が圧倒的に多いです


バランスを取る という施術を行う 治療家の方が、

局所に目を向けない、局所症状については問診もしない、

局所症状と歪みとの関連について研究をしない

という方向へ繋がっていく様に思え、

バランス療法においても、局所を十分把握したうえで、

全体を見る必要性を感じます。







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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

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