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4の字検査は何を診るのか?【改訂版】 [整体マニアック]

手技研系の治療法にて、歪みの検査法で用いられる、

4の字検査は、操法を掛ける側を決める決め手として用いられたり、

操法後の効果の確認に用いられています。




しかし、その検査が何を目的として行っているのか、検査により何が解るのかを

理解して行いますと、検査の結果が施術に活かし易くなり、

又、応用が効く様になり、施術の効果が数段高くなってきます。



〝重心バランス療法〟では、筋肉の流を診て、

重心側を判別する為に、これらの検査を行います。


4の字検査の開かない側は、大腿筋膜張筋・腰方形筋・中殿筋前部線維

などの大腿の内旋筋の緊張が強い為、開かない側となります。




大腿の筋肉が内側に流れ、下腿や骨盤の筋肉が外側に流れるため、 

重心が掛かる側となります。


姿勢の保持、脊柱のカーブに関わる 大腰筋が緊張すると、大腿の筋肉は外旋し、

4の字検査にて開く側になります。


即ち、4の字検査の開く側は、非重心側となります。


非重心側は、大腿の筋肉や肋骨の筋肉が

外側に流れます。



重心側にも非重心側にも症状は出ます。

どちら側が悪いのではなく、重心が中央から許容範囲を超えて偏ると、

症状となって現れることが多くなります。


殿屈検査の場合、足が振る方向で大腿の筋肉の流れが検査できます。


殿屈検査において、足の振る側が重心側となります。


整体において、4の字検査や殿屈検査の左右差が少なくなることは、

重心が真ん中に移動したことになり、施術の効果の判定の目安になります。



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