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股関節の痛み [傷病と整体]

股関節は、大腿骨頭と関節窩を補強する靭帯が強靭な為、

屈曲伸展の動きには強いが、回旋を伴う動きが弱点となります。


股関節の異常は、骨盤の変位から起こるものと、

大腿の筋肉の捻じれにより起こるものがあります。

股関節の痛みを起こす骨盤の歪みには

〔重心系の歪み〕 腸骨の前傾・後傾、離解、恥骨の捻じれ・傾き
〔捻れ系の歪み〕 腸骨の上下、大腿の筋肉の内旋・外旋

などがあります。


股関節・骨盤は、開く側でも、閉じる側でも症状を起こしてきますが、

開く側の症状が多い様に思われます。



腸骨の後傾、腸骨の離解により骨盤が開いて痛みを起したり、

腸骨の前傾により股関節の屈曲制限が見られます。

その他、重心系の筋肉である外腹斜筋は、停止部で鼠径靭帯に付着して、

外腹斜筋の緊張により、鼠径靭帯に負荷が掛り、摩擦による炎症を起します。



又、大腿の筋肉が外旋する事でも、骨盤が開き、股関節の痛みが見られ、

閉じる側では、大腿の内旋によっても股関節痛が見られます。


前者は、大腿外旋の原因となる大腰筋の緊張を、

後者は、大腿内旋の原因となる大腿筋膜張筋・腰方形筋の緊張を

調整すると解消されます。


その他、下腿の捻じれの原因となる内腹斜筋の緊張も、

股関節の痛みに関与します。


臨床上は、これらが混在した歪みを呈しますので、

大腿の捻じれや骨盤の観察・検査、下肢の長短、足先の内・外旋 を照合して、

股関節の痛みを割り出していきます。








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