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地震酔いとパソコン病 [傷病と整体]

地震関連のTV・新聞でもよく取り上げられている事で、

週刊誌の記事でも読んだのですが、東日本大震災の影響で

〝坐るとぐらぐらと体が揺れる、ふわふわと体が浮いている〟と言う

『地震酔い』 という症状を訴える方が増えている事についてです。


一般によく言われている〝眩暈〟と違うのは、眼振(眼球が細かく動く)が無く、

動いている時に症状が軽くなる、メニエル症候群の様な難聴や耳鳴りを

伴わない事だそうです。


又、ストレスや不安等の精神状態も大きく作用している様です。


この症状に似たものとして、

パソコンに長時間向かう人が訴えられておられる

〝めまい、ふわふわ感〟があげられます。


長時間、背中を丸め顎を上げる形でディスプレーを見続ける事で、

頸や背中に負担を掛け、自律神経の神経節を圧迫する事が

原因の一つとなります。

又、神経を集中させ、眼を酷使する事も影響しています。


これらの方には、背骨の湾曲を正しくなる様に調整し、特に

頸椎の歪みの矯正と共に、その原因となる頸椎から胸椎に付着して 

パソコン作業時に首を支える働きをする深部筋である 

肩甲挙筋の調整を行います。


頚椎突起には、〝横突孔〟と言う穴が開き、その穴を

脳に行く椎骨動脈が通り、脳底に入ります。


頚椎に歪みがあると横突孔を通る椎骨動脈の流れが阻害され、

〝ふわふわ感〟を ひき起こすと思われます。


地震または引き続いて起きる余震で、体がストレスによる緊張が

続いている方が、ディスクに向かおうとすると、特にこの症状が

発生するのは、解る様な気がします。









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