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顎の形と 噛み合せ [歪みの解説]

臨床にて、顎を観察すると、顎の先端が鋭角に尖っているタイプと、
鈍角で横に広がるタイプに大別されます。

顎がシャープに尖っている方は、下顎骨が前に出る 噛み合わせとなり、
鈍角の人は、上顎骨が前に出る 噛み合わせとなり、
咬合がきつくなる傾向が有る様に思います。

前者は、椅坐位や立位で 顎が出る姿勢となり、
咀嚼筋や後頚部の筋肉に緊張が起き易く、
それらに起因する症状が起きてきます。

後者は、顎が引ける ストレートネックになり、
開口筋・肩甲挙筋に緊張が入り易く、
それらに起因する症状が起きてきます。

その他、顎の噛み合せには 左右のズレが生じます。
顎は、咬筋の緊張側にズレ、顎の先端が
その方向に引かれて下がります。

顎の先が 左右どちらかに曲がっていると訴えられる方が多いですが、
それは この咬筋が関与しているのです。

同側の噛み合せが過剰咬合となり、開口時にロックし易い傾向があり、
開口痛・クリック音のほか、首・肩のコリや頭痛
起き易い側となるのです。

又、耳の高さを観察すると、咬筋の緊張側がの耳が下がって見えます

これは、顎関節を構成する骨の一つである、側頭骨が 側頭骨乳様突起に
付着する 胸鎖乳突筋の過緊張により、引き下げられている為です。


その為、側頭部の痛みが発生し易いです。

側頭骨に付着する側頭筋― が引っぱられて緊張する為、
過剰咬合・開口障害と同時に、側頭痛が起き易い側となるのです。

噛み合せは、歯並びだけでなく、
骨格の歪みとその原因とな 筋肉のアンバランス
大きく関わるのです。





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