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刺激の相関性連動 [整体マニアック]

患者さんを治療していると、御本人が症状を訴えておられる部位とは 
違う場所への刺激で症状が楽になったり、御本人が思いもしない所に 
反応が出ていたりする事で、
「身体は 繋がっているのですね」 と 驚かれます。

この場合、解剖生理学的に―つながっている―即ち 
筋肉の起始部と停止部であったり、神経の経路の神経根部と末梢であったりと 
実際に繋がっている場合、
東洋医学で言う―経絡の気の流れ―に代表される様な、解剖学的には存在しないものの、
古来より、繋がりがあるとされているもの
そして、 ―相関性連動―をしているもの の 
3つに分けられるのではと思います。

相関性連動は、 『アーチバランス療法』 の考えで、
骨格、筋肉、椎骨、頭蓋骨などが、
『捻じれ系』 『重心系』2つのカテゴリーに分けられ、
それぞれが相関連動して 歪んだり、整ったりする
と言うものです。

ある筋肉を緩める刺激を入れると、受容器よりその情報脊髄に伝えられ、
反射により、相関性をもつ筋肉全てに緩めと言う伝令が発せられます。

例えば、上腕二頭筋を緩める刺激を入れると、該当する筋肉だけでなく、
小菱形筋・棘上筋・半腱半膜様筋・薄筋などにも 
緩む様に指令が発せられます。

ある椎骨(深部筋)・脊髄神経へ調整刺激を入れた場合、
今度は、刺激が上行路を通り 視床下部から大脳に伝えられ、
筋肉への刺激よりも細かい指令が 該当椎骨は勿論、相関性を持つ
椎骨及び脊髄神経に伝えられ、調整力を働かせます。


椎骨へ調整刺激が伝達されると、その椎骨と相関関係を持つ筋肉や末梢神経が
調整され、症状が楽になる訳です。

椎骨の調整は、椎骨の二側を調整しますが、
三側を用いて脊髄神経に刺激を入れた方が、より多くの部位への反射が起ります
自律神経失調症などで、頭から足の先まで多くの部位に亘り 
様々な症状がある場合は、三側に刺激を入れた方が 効果的と言えます。






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