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スポーツの秋 肉ばなれに注意! [健康一般]

今年の長く暑かった夏も去り、涼しくなってきましたね。
〝涼しくなった事だし、日頃の運動不足解消に 何かスポーツを始めようか〟 
と考えておられる方も多い様に思います。

しかし、夏の間冷房の中で過ごし、冷たい物を食べて冷えて硬くなった体で
いきなり 日頃 使っていない筋肉を動かそうとすると 
〈肉ばなれ〉 を起こしてしまう危険があります。
その為には、足を冷やさない様にする事、朝の身体の硬い・冷えている時間に
行うのを避ける、
太もも の前側・後ろ側、ふくらはぎ のストレッチを十分に行い、
脚の筋肉の柔軟性を高めてから行って下さい。

運動会 や ウオーキング大会 等 の当日は、
筋肉に これから使うぞ!動かすぞ!
と知らせる様に、ゆっくりストレッチをされると良いです。


〈肉ばなれ〉とは、筋肉が強く
収縮したり伸展された際に その力が強過ぎるか 
筋肉が硬く柔軟性を欠いていた為、筋膜や筋肉間を繋ぐ線維の一部が 
部分的に切れてばらけてしまう状態の事です。

ジャンプ や ダッシュ 等 の動作時にみられる事が多く、
太ももの前側の大腿四頭筋―特にその中央にある大腿直筋・中間広筋、
ハムストリングス―特に内側ハムストリングス
ふくらはぎの腓腹筋又はヒラメ筋 に見られる事が多いです。

『アーチバランス療法』の見地から見ると、屈筋と伸筋のバランスが崩れていると
肉ばなれ は起き易いと言えます。

例えば、内側ハムストリングスと大腿直筋は拮抗筋で 
膝関節の動きによっても反対方向に
動き、―内側ハムストリングスが緊張すれば 大腿直筋は緩んでいる―と言う様に、
全く逆の働きを呈しています。
この二つのバランスが崩れ緊張差が大きくなると、緊張側に損傷が起き易くなるのです

特に ハムストリングスは大腿四頭筋の1.5倍の筋力を持つ為、
内側ハムストリングス緊張側である左側に多く発生
する傾向がある様です。

ふくらはぎの〈肉ばなれ〉は運動不足の人に起り易く、
足関節と膝関節が同時に伸ばされ
足首が底屈された状態で発生する事が多いです。
そのため、重心側の下肢に多い傾向が有る様に思います。

肉ばなれ を起こすと 筋膜下や皮下に血腫が形成され、
これが吸収されるうちに 筋肉に伸縮性の無い 瘢痕組織
へと変わり 硬い索状のシコリを残します。

このシコリは、筋肉の機能低下を招く為 肉ばなれ をした際は、
氷で冷やし安静にし皮下出血を少なくする事が大切なので 
先ず 御自分で氷で冷やして下さい。
瘢痕組織はケガをした時の かさぶたの様なモノなので、出血を押さえる事が
その後の治り方を左右します。

その後、当院にて 柔整施術〔健保適応〕の一環として 
その筋肉が付着している〝腱の弾き〟を行う事をお勧めします。 
腱を弾くことで筋緊張を緩めると同時に皮下出血の吸収を促し
瘢痕組織の形成の予防・解消を行います。

先ずは、急激に無理なさらない様 スポーツの秋を楽しんで下さい。








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