寝違いの種類と　施術法：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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寝違いの種類と　施術法　[傷病と整体] [編集]

急に首が動かし難くなり、頚を回旋させたり傾けると痛い、　
上下を向くと痛みが発生する等の症状が現れた場合を　俗に寝ちがい　
と言い、頚椎捻挫の事です。
朝起きると、頚が動かなくなっている事が多い為、
寝違い　又は　寝違えと言われます。

頭をぶつける、転倒する等の外力が加わった物を除くと、
筋肉が拘縮・痙攣して頚の可動を制限させる場合が多いと思われます。

筋肉の緊張バランスが崩れた状態、窮屈な状態で寝ていて　　
朝方に冷え込んだりすると、
筋肉が急激に硬直して　痙攣を起こす事が多い様です。

普通の場合でも、頚の回旋の左右差は存在します。

頚の筋肉の捻じれ方向は人により決まっており、捻じれている方向に動かし易く、
捻じれと逆方向には動かしにくい訳です。

ところが寝違いを起こした時、いつもと逆側に回旋し辛くなる、
いつも肩が凝る法と逆の肩や首が突っ張ると言うケースが多いです。

この場合、肩甲挙筋というインナーマッスルが緊張した事により、
症状が起きている事が多いです。

いつもと同じ側に　さらに首が向き辛くなり、同側の痛みがある場合は、
僧帽筋が緊張した事により、症状が起きている事が多いです。

『アーチバランス整体』　では、過緊張し　拘縮・痙攣を起こしている
これらの筋肉を見極め、その腱を弾く事で痙攣を解除し、
該当筋と相関する頚椎、胸椎を調整する事で　首の可動をつけます。

その他、頚を前に曲げると痛い、天井を向くと痛いという場合は、
頚椎と胸椎の移行部と云われる　接合部分の問題が考えられ、
これらの椎骨を矯正し、関節を正常にする必要があります。

痙攣が酷くて身動きが出来ない場合は、筋肉の痙攣状態を　少しずつ
解除していく必要性がありますが、数回施術を重ねる事で改善されます。

頚を傾けたままで、両手で顎を支えて　施術室に入ってくるような場合でも、
腱はじき　をすることで　痙攣状態が和らぎ、
帰りには　頚はかなり動くようになる様です。

筋肉の緊張による　軽い寝違いなら　
帰りには　「頚が楽に動く様になった、痛みが軽くなった」と言って帰って頂けます。

頚の上下・前後の動きの制限や　痛み、腕や手の痺れや痛みを伴うものは、
少し施術期間が必要ですが、頚椎の関節を正常に整えて、頚の可動を付けていけば、
次第に症状は消えていきます。

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