整骨・接骨の施術と　整体施術の違い：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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整骨・接骨の施術と　整体施術の違い　[柔道整復施術] [編集]

整骨と整体、言葉は似ていますが、整骨は接骨と同じ意味で
骨折・脱臼、捻挫・打撲、挫傷の整復・処置・後療法(リハビリ)を行う施術の事で、
骨格や関節の歪みを整えたり、神経や筋肉を調整する整体とは全く別ものです。

整骨・接骨は、柔道整復師という国家資格を持つ者が　
その名称を使用して施術する事が出来ます。
そして、健康保険や労災保険、
交通事故の場合の自賠責保険の適応となります。

整骨・接骨の健康保険適応の対象となるのは、原則として原因がハッキリしている新鮮な外傷
と云う事ですが、原因として思い当たるものがある、繰り返して動作により発生したもの
も場合によっては適応されます。

いずれにしても、急性、亜急性期にのもので、慢性腰痛や神経痛等は対象外となります。

法規で決められていると云う事の以外にも、接骨・整骨と整体の施術の意図する
もの施術方法が全く異なるからです。

原因がハッキリしている外傷と違い、慢性傷病はその原因を先ず突きとめる
事から始まります。
即ち、
症状の起きている原因、慢性化している（自然治癒を阻害している）原因
を『バランス療法』の　歪みの観察、歪みの検査を詳しく行い、
問診と照合させて特定していきます。

その結果を基に、整体的な手法を用いて症状の原因となる骨盤・肩甲骨の歪み、
椎骨の歪みとそれによる神経の異常、頭蓋骨の歪み、〔重心〕の異常を
調整していきます。

神経痛や自律神経症状、慢性腰痛などは特に
非常に繊細で高度な特殊テクニックを使い調整を行っていきます。

それに対して、接骨・整骨の施術は、原因は局所的なものなので、
局所の処置を正しく行い、自然治癒力を待ちながら、関節や筋肉の機能を
回復させる為に、当院では〈腱はじき術〉を後療法に取り入れています。

慢性的なものや他院で回復しなかったものは局所の
処置だけでは改善されない為、
原因に対する施術と全体のバランスを調整する施術が必要となるのです。

接骨・整骨の保険適応となるものでも、発生原因が大きな外力でなく、
日常の動作程度で発生した場合は、原因が別にもあり、
その原因をキッカケとして発生した事が考えられる為、整骨・接骨の
局所の健康保険の施術に加え、
本当の原因を見つけて調整する『バランス整体』=保険外施術を併用していきます。

腰椎捻挫、股関節捻挫、背部挫傷などは、この様なケースが殆んどの様に思われます。

「慢性腰痛に何故　健康保険が使えないのか？」
「坐骨神経痛を健康保険で治療して貰いたい」
と云う様な問い合わせや要望を受けますが、これらは、保険対象外の
傷病であると共に、保険の施術では効果が得られにくいのです。

「腰痛で接骨院に長く通っていたけど　全く良くならない」
と言われる方が多いのは、強引に健康保険を適応したところで、
健康保険の施術はあくまでも外傷に対してのものなので、
治らなくて当たり前なのです。

他の接骨院や整骨院から転院されて当院の『バランス整体』を受けられると、
「こんなに早く良くなるならもっと早く来れば良かった」
「いくら安くても効果が無くては何もならなかったね」　等と喜んで頂いております。

保険が効く効かない、料金が安い高いでなく、その傷病に応じた施術を受ける
のがベストです。
結果的に費用も少なく　通院期間も少なくて済むのですから。

尚、当院での＜バランス整体＞は、健康保険の対象外となります。

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