傷めたと思い込んでいた歪み　傷めた覚えが無いのに傷めたかの様な歪み：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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傷めたと思い込んでいた歪み　傷めた覚えが無いのに傷めたかの様な歪み　[当院の症例] [編集]

当院の患者さんの御紹介で来院された新患の方で
腰と股関節を傷められてみえられたのですが、

「学生の時に右の股関節を傷めて硬くなり、股関節の屈曲がし難く、お腹側に右の太ももを
着け様とすると痛みを感じ、足首を伸展（背屈）する事ができない」
との、症状を訴えられました。

問診の時点では、かなり古傷の後遺症の様に受け止めたのですが、
施術で、足のアーチバランスを正常にする事で、腰や股関節の痛みが改善され、
帰りのズボンの穿き替えの際、股関節がしっかり曲がり、脚が挙げ易い
のを実感して頂けました。

完全に、傷めての部位の損傷による症状ではなく、
伸筋過緊張により、右股関節が屈曲し難くなっておられたのを、
治らないものとあきらめて我慢強く放っておかれた事が原因の様でした。

再診時では、右症状の消褪で、庇ってきたツケの左側の足底の違和感を
訴えられましたが、これも楽になられた様です。

別の患者さんからの御紹介で来院された新患の方は
「最近、とみに背中の曲がりが気になりだした」
と、背骨の歪みからのつもりで御本人さんは云われました。

しかし、視診での脊椎の曲がり方や、触診での骨の凸の位置から推察するに、
骨粗鬆症により　圧迫骨折をしたかの様に胸椎と腰椎の移行部が潰れている
事を指摘致しました。

「強い衝撃を受けた記憶は無いと思います？・・でも？・・どうだったかなぁ・・？」
と、考え込まれていました。

骨が加齢で脆くなって変形するという　器質的の異常は変える事ができませんが、
できる範囲で腰椎のカーブを調整し、開いていた腸骨を閉める調整を加えると、
「腰がシャンとして　背中が伸ばし易くなった」と言われました。

勿論、背中の出っ張りはそのまま残っていますが…
2回目来院したされた時には、
「腰の痛みに加え左太腿の痛みが出てきたのが無くなった」
「寝ていると　毎日の様にふくらはぎや　足部が攣るのが一週間で一回しか攣らなかった」と言われました。

長年に亘り　少しずつ変形したものや、度重なる負荷により　あたかも傷めたかの様に
見える場合があります。

この様な場合は、なかなか元には戻りませんが、変えれる所だけでも調整しておけば、
見た目には、変わらず残っている様に見えても、症状は改善される事も多いので、
あきらめずに　ご相談下さい。

当院の〈アーチバランス整体〉は、健康保険の対象外となっております。

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