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慢性症状がある方に、急性症状が発生した場合の特徴 [当院の症例]

いつも、「肩が凝って辛い」と言って来院される方が、
ある日ぎっくり腰を起こした際には、
「あれだけ肩コリが気になっていたのに、今日は腰に気を取られているのか全く感じないね」
とつぶやかれました。
急性の症状が発生した時には、他の症状は奥に隠れてしまいます
逆に、ぎっくり腰が楽になってきた途端に、また肩コリを感じ出したと云う事は多いのです

又、急性の症状は、左右でいつもと違う側に発生する、違う系統の歪みが関与すると云う傾向があります。
いつもは、左肩が巻き込んで左首・肩が凝る のに、寝違いを起こした時は
右肩が巻き込んで右首が痛くなる といった具合です。

従って、急な症状が起きている場合は、先ずその症状に関わる歪みを
集中的にとっていく必要があります

ぎっくり腰を起こして、いつもの肩コリはあまり感じなくなっている状態なのに、
「せっかく来たから、肩コリの方も治療してくださいね」
と言われる方が見えますが、欲張って奥に引っ込んでいる症状までアプローチすると、
肝心の急性の症状も改善せず、どっちつかずになってしまう事も多いのです

面倒でも、早く急性症状を消褪させてから、改めて慢性症状にアプローチする
のが得策です。

同様に、四十肩や五十肩の急性期のきつい痛みや可動制限が落ち着いた途端、
逆側の肩の痛みを訴えられる事も多いです。
四十肩や五十肩を起こした為に、もう一方の腕に負担を掛け続けた事で
少しづつ無理が重なり傷めていたのが、一番辛い症状が片付きかけた途端、
順番を待っていたかの様に 逆側の症状が顔を出してくるのです。

急にいつもと違う症状が発生した時は、急性症状に集中的にアプローチする
片側のきつい症状が一定期間続く時は、逆側に蓄積した筋肉の緊張・硬直を緩めておく
のが大切です。



当院の〈アーチバランス整体〉は、健康保険の対象外となっております。






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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

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