SSブログ

筋出力の法則を使って身体の重心を解き明かすー内外の重心 [オリジナル理論]

前回、身体の重心には、前後の重心、内外の重心、左右の重心がある事を
お話し致しました。

これまで学んできました整体の講習会において、
足の後ろに重心がくると外側重心になり、前重心タイプは内側重心になる 
と 教わりました。

しかし、臨床を重ねるうちにこの考えに疑問を感じ、ちょうど前後の重心と
外内の重心を分けて理論を組み立てて、うまくいき始めたところ、
最近テレビ、雑誌で話題の[4スタンス理論]を知り、私と同じ考え
である事で自信が深まりました。
[4スタンス理論]の廣戸聡一先生も、前後の重心・外内の重心をハッキリと
分けておられます。


長年の研究により 私の考えの場合、重心は全て足の裏で決まるのでなく、
前後の重心は骨盤(腸骨)・肩甲骨、外内の重心は太もも・二の腕、
左右の重心が -手足の横アーチ-で決まる と考えます。

内外の重心は、太ももや二の腕が外に開く(外旋)するか閉じる(内旋)するか
で決まります。

仰向きに寝ると、太ももが外に開いて足を広げ、爪先が外に倒れる人(外旋タイプ
と 両脚を閉じて、爪先が内を向いている人(内旋タイプ)があります。

脚を広げて寝る人は、仰向きで万歳すると肘が曲がり手が外に開きます。
立った時に手のひらがニュートラルの位置より外(前)を向きます

脚を閉じて寝る人は、仰向きで万歳すると肘が伸び手が外に開きません。
立った時に手のひらがニュートラルの位置より内(後ろ)を向きます

ところが、太ももが外に開く外旋タイプの方は、
立ち上がる時には太ももを内旋させます。重心が内にきます。
物を持つ時に手を親指・人差し指で握ると力が入るタイプです。

太ももが閉じる内旋タイプの方は、立ち上がる時には太ももを外旋させます。
重心が外にきます。物を持つ時に薬指・小指で握ると力が入るタイプです。

リラックス状態と動きを入れた時には 逆パターンとなります
これも、筋出力で説明が付きます。

屈筋である大腰筋が緊張すると、太ももや二の腕は外旋しますが、
逆に内旋する筋出力が働く為、動きを入れると重心は内に入ります
立つと 大腰筋の筋出力が大きくなり、腰が反ります。

大腰筋が緩んでいると、動きを入れると がに股になってしまいます。
立つと大腰筋の筋出力が小さい為、腰が丸く後弯します。

即ち、大腰筋の緊張を調整して筋出力バランスを整えると、
内外の重心を整えながら、前後の重心バランスも整える事ができるのです。





当院では〈手足のアーチバランス整体〉〈腱賦活術〉により、筋肉のバランス
及び、筋肉をコントロールする神経系を調整する事で、筋出力が正常に働く様にします

当院の〈手足のアーチ整体〉や〈腱賦活術〉は、健康保険の対象外です。








☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。


応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

  • 作者: 福富章
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2015/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m

  +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓


当院の〈アーチバランス整体〉〈腱賦活術〉は、健康保険の対象外となっております。

岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

masagogaikan.jpg    

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 岐阜(市)情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 整体へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 治療・治療師へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ



BLOGGERSへ







医療系ブログのコレクション poche ブログランキング


共通テーマ:健康