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筋肉の緊張のバランスと 筋出力のバランス [オリジナル理論]

膝や肩などの関節が動き難いのは、筋力の不足や衰え
思っておられる方が多いようです。

70歳位までの普通に生活されている方が、筋力が衰える事により、
急に関節が動き難くなったり、動かして痛みが発生する事はまずありません。

この場合、筋肉がその機能を発揮する力筋出力が不足していると考えます。

筋出力が不足する原因には、①神経系の問題 筋肉を支配する神経の異常、
筋肉の緊張をコントロールする自律神経の異常。
筋肉系の問題 同じ姿勢を続ける事による筋肉の疲労、過度使用による
筋肉や腱の痙攣筋肉の伸筋と屈筋のアンバランスがあげられます。

骨格筋の働きには、ポンプ作用産熱作用姿勢の維持などがありますが、
何といっても関節、体幹を動かす作用が代表的ですね。

その、筋肉の一番の機能―関節を動かす作用を、関節の動く範囲の
大小として見るに、関節が大きくスムーズに動くのを筋出力が大きい
動きが悪く可動範囲が狭いのを筋出力が小さいとします。


関節を動かす場合、
力を入れずにゆっくり動かした時は、筋緊張のバランスが現れます
力を入れて素早く動かす時は、筋出力のバランスが現れます

手のひらを上にして、左右同時に全ての指をゆっくり曲げる、又は肘を
ゆっくり曲げた時、大抵の人は右側が曲がる範囲が少なくなります
これは、指や肘を曲げる筋肉が緩んで、伸ばす作用のある筋肉が緊張している
ために起こる現象です。

痛みや拘縮のために大きく動かない場合も、筋緊張バランスがわかれば、
本来の可動も推定できますね。

ところが、今度は、力を入れてスピードを付けて握ってみてください
すると、先程と違って右側の方が曲がり易く力が入り易い人が殆どです
緩んでいる右側の屈筋は、いざという時にその機能を発揮するのです

これらの事から、緩んでいる筋肉こそ、筋出力が大きい と言えます。
緊張している筋肉は、収縮の余力が無くなっているので、筋出力は小さくなります


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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕

当院ホームページ https://ma35.net/ 



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