腰痛の痛みの原因となる　歪みの分類：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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腰痛の痛みの原因となる　歪みの分類　[傷病と整体] [編集]

整体や整骨院等で

「骨盤が歪んでいますね！」　「背骨が曲がっていますね」

と言われた方は、多いと思います。

私達が観察できる体の歪みと言うのは、

実はいろんな歪みの複合形でなのです。

よく言われる〝片方の脚が短い〟と言うのも、

脚を短くさせている原因は幾つか考えられますし、

そのうちのどれが、その方の症状に直結しているか、が問題となります。

背骨も全体に曲がっている中で、

どの骨の歪みが症状に直結しているか解っていないと

的確な効果は期待できません。

骨盤の歪みの中で、腰痛や坐骨神経痛の人に多くみられるのは

〝骨盤が開く〟という現象です。

骨盤が開くと、立ち上がりや起き上がりの時にキャッという痛みが入り、

腰が伸ばし難くなります。
最近では、骨盤に巻くだけ・・と言う、

骨盤を締める治療法やダイエット法も流行っていますね！

①今日の午前の最後に来られた、ぎっくり腰の80歳のおばあちゃんは、

右の腸骨(骨盤)が離解して開いて

右腰と右脚に痛みが出ているタイプで、

4日前に初診で来られた時には、

椅子から一人で立ち上がれず寝返りもできない状態でした。

全体の調整の後、腸骨の離解を閉め、

その原因となる腰椎５番の歪みを右側に力をつける形で
調整しました。

２回目の施術となる今日は、寝返りもスムーズで、

帰りには、一人で立ち上がってスタスタと歩き、

お迎えの娘さんもニッコリでした。

②一昨日、遠方から来院された20代の女性は、右の大腰筋の緊張により、

右の大腿が外に捻じれて

開く事で、右の仙腸関節に痛みが発生し、

前屈みから腰が伸ばせない状態でした。

この方は①の右腸骨離解も絡んでいるので、

大腰筋と関連胸椎の調整に腰椎５番の調整を加え、

帰りには、「腰が伸ばせる」と喜んで帰られました。

③１週間前に来られた４０代の女性は、

粗大ゴミを出そうとして左仙腸関節を痛めて、

立ち上がりが　し難くなられました。

この方は、腸骨が左側に捻じれて開き、

左仙腸関節に痛みがあるタイプです。

左の仙腸関節の調整と　中殿筋の腱はじき・関連胸椎の調整を行い、

左腸骨の離解を閉める為、　腰椎5番も加え、

帰りには痛み無しで立ち上がれる様になり、

「痛みが残る様ならまた来ます」と

言われていましたが、今のところみえておりません。

歪みの分類では、

①重心系の歪み、

②流れ(捻じれ)系の歪みの2つのカテゴリーに分類され、

腰椎も腰椎３・４・５番が重心系の歪みをひき起こし、

腰椎１・２番が捻じれ系の歪みをひき起こすのです。

この様に、骨盤が開くのにも、幾つかのパターンがあり、

それぞれに合わせた締め方があるのです。

　　　　　　

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