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股関節の痛みと脚の長短 [歪みの解説]

股関節の痛みは、骨盤の歪みのほか、

太ももの筋肉の捻じれが関与する事が多いです


椅子に腰掛けて、真ん中で両腿をぴったりとくっ付けてみて下さい。

どちらかの大腿が内に捻じれ、もう一方が外に捻じれているのが

観察できると思います。

解り難ければ、股の付け根の辺りか、膝の上辺りで

比べてもらうと良いでしょう。


大腿が内側に捻じれている側は、大腿筋膜張筋・腰方形筋と内腹斜筋

が、緊張する事により脚が短縮して股関節に症状を起します。

大腿筋膜張筋・腰方形筋が緊張が強いと、大腿が内側に捻じれ、

内腹斜筋の緊張が強いと下腿が外側に捻じれます。



大腿が外に捻じれている側は、大腰筋が緊張により脚が短縮して、

股関節に症状を起します。

大腰筋の緊張が強いと脚が閉じ難くなり、膝が外に開き、

緊張側の足先が外側に倒れます。



ただ、脚の長短は、重心が絡んできますので、

これらの歪みと症状を重ね合せてみていく必要があります。


下腿の捻じれも、大腿・下腿の捻じれに関わる筋肉の影響でなく、

例えば、大腿を縦に走り、下腿骨に付着する前後系の筋肉のバランス

によって脛骨自体が回旋する影響があります。

薄筋、内転筋、内側ハムストリングスが緊張している側〔重心側〕は、脛骨を内旋させ、

大腿を斜めに横切る縫工筋緊張側〔非重心側〕は外旋させます。



従って、これらの情報を頭の中で整理して、

症状の原因となる筋肉を特定して調整する事で、

骨盤・大腿・下腿の捻じれを解消していけば、股関節の痛みは改善されます。


この様な体のシステムを理解せず、足の長さや脚の立ち方のみを変えても、

これは根本調整とはいえません。


症状の原因となる歪みを解消する事が、本当の意味での根本調整なのです。







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