冷えのぼせ：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：SSブログ

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冷えのぼせ　[健康一般] [編集]

今年の冬は、日本海側は記録的な大雪で、
私の住む岐阜市でもいつもの年より冷え込みがきつい様です。
今日も雪です。
施術室は、薄着に着替えてもらって行う為に、
室内温度はかなり高めにしております。

この時期の患者さんは、夏の冷房をかける時期と同様に、
暑がりの方と寒がりの方にハッキリ分かれます。

暑がりの方は、「わぁっ！暑すぎ！」と言葉が出たり、
半袖になられる強者もおられます。
しかし、大抵は、足は冷えの自覚が有られ、腰・膝や足首が冷えると
「痛い」と言われます。

つまり、〝冷えのぼせ〟という現象が起こっているのです。

空気でも水でも、温めると上の方は暑く(熱く)なり、
下の方は冷えたままです。　その為、足元は冷えるのに上は暑い、
よって、室温を下げたり、冷たい物を摂る、
そうすると、腹が冷えて、足腰が冷えて、又、冷えのぼせをする
という悪循環に陥ります。
のぼせると、頸や肩が凝ってきます。

この様な時は、どこを温めると良いでしょうか？

以前、バラエティ番組で、〝ダチョウ倶楽部〟の3人が、
パンツ一丁でスキー場に放り出されて誰が　一番体温が下がらないか　
を実験しておりました。
1人は、腰に、もう1人は腕に、残りの1人は下腹にカイロを貼って、
どこに貼り付けると体温の低下を防げるか、というのをサーモグラフィーを使い、
医師の先生が解説されていました。

下腹に貼った場合が、一番体温の低下を防げ、
それは、腹部に自律神経の塊があり、体温をコントロールするからだそうです。

また、寒い時期は、熱いお湯にドボンと浸かる事が多いですが、
温めのお湯で半身浴をして、じっくり下半身を温めて、
上った血液を下げて下さい。
寒くて風邪をひくのが心配なら、バスタオルを背負う等され半身浴をして、
最後に肩まで浸かって下さい。

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