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間違った認識―体の左右非対称は異常であるのか? [健康一般]

体の歪みを語るうえで、かなりの人が誤解しておられるのは、

左右非対称は異常であり

左右対称が正常あるという考えです。


基本的に、捻れや傾きは誰にも存在し、身体はそれらが

バランスを取りながら、組み合わさって構成されています。


例えば、

太ももの筋肉が内側に捻れると脛の筋肉は外に捻れています。


手の指の基節骨が外側に捻れると、

中節骨は内側、末節骨は外に捻れてバランスを取っています。


腰椎4番が右上がりに傾くと、腰椎3番は左上がりにバランスを取っています。


この、

捻れや傾きのバランスが崩れたものを私は歪みとして捉えています


右の太ももの筋肉の内側への捻れが強くなると、

右の脛の筋肉の外への捻れに打ち勝ち、足首は内側に捻れ、

左右で爪先の立ち方に差ができます。

これは、歪みであり、痛みや運動制限の原因となります。


それでは、身体は左右対称でないといけないのでしょうか? 


人には、四足動物であった名残で、手足に体を支える側の重心の手足と

利き手・利き足の手足が存在します。

重心側の手足は 中足部のアーチが潰れ 指が屈曲して横に広がり、

身体を支える構造になっています。


非重心側の手足は、アーチが大きく、指が閉じて反ります。


この様に、基本的に手足は左右で違う構造になっており

そのバランスが大きく崩れると、症状が発生するのです。


実は、肩甲骨も骨盤も手足のアーチと連動している為、本来は、非対称なのです。


肩甲骨は、殆んどの人は左は前傾し、右は後傾しています


その為、肘を曲げて背中に手を回すと、肩の故障や痛みが無い場合、

大抵は右が後ろに回し難い筈です。


腸骨は、肩甲骨とは逆に左が後傾し、右が前傾して、バランスをとり、

歩行においても、手と脚が逆に前に出る形でバランスをとります。


片方の傾き、例えば、左の腸骨の後傾が酷くなると、右の前傾に打ち勝ち、

左右共後ろに下がり、下腹を突き出した立ち方になります。


この歪みは、腰痛・膝痛をはじめ、骨盤内のトラブルの原因にもなるのです。


この様に、

左右の非対称〟と〝体の歪み〟は、必ずしもイコールとは ならないのです






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