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肩甲骨を歪ませる筋肉―大円筋と棘下筋大菱形筋 [整体基礎理論]

大円筋棘下筋小円筋は、いずれも肩甲骨と上腕骨に付着しています。

これらは、肩甲骨の外旋・内旋と、上腕の外旋・内旋に関わります


大円筋は、肩甲骨の後面の肩甲骨下角に起始(付着)し、

上腕骨の前側の小結節陵に停止(付着)する為、大円筋が緊張すると、

起始部は停止方向に、停止部は起始方向に引っ張られる為、

肩甲骨下角は外側に開き、上腕は内旋します


肩甲骨に対して、大円筋と相反する作用を持つのが、棘下筋と大菱形筋です。

棘下筋は肩甲棘の直下の窪み、小円筋は肩甲骨外側縁から起始して、
両筋共に上腕骨大結節の後部に停止します。  

その為、これらの緊張により、上腕は外旋します



又、1~5胸椎棘突起に起始して、肩甲骨下半分の内側に付着する

大菱形筋が緊張すると、

肩甲骨下角が大菱形筋の起始方向に引かれ、

肩甲下角が閉じます


これらの筋肉のバランスにより、肩甲骨には下角が開く側と閉じる側ができる訳です。

これによって生じた、肩甲骨の歪みは、

頚肩部の筋肉のスパズムによるコリを生み、

肩の巻き込みによる肩関節の異常を起こします。

さらには、肩甲骨と相関連動する

仙骨の歪みにも発展するのです。








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