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シンスプリントの原因 [医学一般]

陸上競技の特に長距離選手や短距離選手によく見られる

シンスプリントという傷病があります。

の骨の内側の筋肉との境の下1/3が、

走り始めと走った後に痛み
ます。

正式には脛骨疲労性骨膜炎と言います。


酷くなると、痛みの為に走れなくなる事もありますが、運動を休むと痛まなくなります。

走り込むスポーツの他は、バドミントンやバスケットボール等の

固い床の反動を使うスポーツ等でも見られます


骨膜炎という傷病名で、骨に傷みを感じる為、骨に原因が有る様に

思われますが、脛骨に付着する後脛骨筋の過緊張により、

骨膜が引っ張られて炎症を起こす のです。

シンスプリントを起こす原因となる脛骨の内側にある

後脛骨筋は、舟状骨という足根骨の足底側に付着して、

足の内反(足底が内側を向く捻れ)をする筋肉です。

後脛骨筋が緊張して足が内反した状態で、走り込んだり、ジャンプを繰り返す等の

過剰な運動を繰り返す事で、脛骨と後脛骨筋の境目の骨膜に炎症を起こすのです。


さらに、最近は骨盤が後ろに下がる事で、O脚になる学生が増えているので、

踵の外側に体重が掛かり、

内側の筋肉が引き伸ばされて負担が掛かる力が増す為、

脛骨の内側に傷害を起こすのです。


又、中足骨のアーチが潰れて足の指の間に隙間ができ、

足が横に広がるタイプの方、足アーチの潰れる側に多く見られます。


床反力のクッションの役割を担う足のアーチが潰れると、

地面からの反力を吸収できず、硬い所を走ると衝撃が脛骨に入ります。


治療法としては、

足の内反の原因になる後脛骨筋の緊張を緩める事と

骨盤の後傾による開きを閉める事です。

また、足のアーチを正常に調整するアーチ調整法が効果的です。


足のアーチバランスに関わる筋肉の調整と、

アーチ低下によって落ち込んだ中足骨・足根骨の調整を行います。


加えて、後脛骨筋と共に足底に回って足のアーチを形成する筋肉

-長腓骨筋にテーピングします。



当院では、皮内針という、痛みと炎症を抑える小さな針を、

脛骨内縁の押さえると痛い〔過敏点〕の皮膚に引っ掛けて絆創膏で止め、

緊張して硬直している筋肉の腱を弾き、アーチ調整した後に、

このテーピングを行います。








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