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ねこ背が顎関節に与える影響  [歪みの解説]

ねこ背は、見た目は勿論、様々な関節の歪みを招き、関節の可動域を減少させ、       
痛みや不快な症状の原因となります。  
その一つに、顎関節への影響があげられます。       
ねこ背があると、頭が前方に移動し、顎が上がる形になります。
顎関節を構成する下顎骨が後方に移動し、
噛み合せがきつく(深く)なり、
咬筋・側頭筋・外側翼突筋等の咀嚼筋の緊張が強くなります。      
その反面、噛む筋肉と拮抗筋である舌骨筋群・内側翼突筋等の開口筋
が働き難くなります。               
その結果、顎関節の開口の可動、特に、下顎骨の動きが悪くなります。          
顎関節の異常を訴える方の多くは、開口時の痛み・ガクガクする等の違和感などの     
開口時の障害を訴えられます。

顎関節の障害の場合、関節の調節のみでなく、
脊柱の湾曲の調整を加える必要があります。    
顎関節が正常に働く為には、土台が正常にして、脊柱が頭の重みを真直ぐ
支えられる様にしなければならないのです。


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