パソコンを使う人に多い 〈かみしめる癖〉が惹き起こす症状 [医学一般]
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/807858/
にTCHについて書かれている記事を見つけました。
TCHとは、Tooth Contacting Habit 歯列接触癖、即ち、
普段、無意識の時でも
-歯を噛みしめてしまう癖-の事です。
東京医科歯科大学大学院の木野孔司先生が、顎関節症を解明する為に
顎関節症状の患者さんの生活習慣を調べたところ、『噛み続ける癖』
のある方の割合が、2000年で50%超、2003年には80%に達したそうです。
木野先生が「パソコン・スマホを使う事の弊害ではないか」
と述べられておられます様に、
当院の患者さんでも、パソコンに向かう時間の多い人によく見られる現象として、
〇肩甲骨の可動がなくなり 肩甲骨の周りがコル
〇噛みしめる事が多く、顎関節症、コメカミの痛み、肩コリがある
があげられます。
肩甲骨を固定して 手先を細かく使う事で、肩甲骨の内側がコリ易くなる事は、
以前のブログでも書きましたが、
画面を見る為 顎を固定して、手先を細かく動かす為には、
無意識のうちに噛みしめてしまう様です。
それに、締切や時間に追われる、失敗が許されない作業等のストレスが加わる場合には、
噛みしめる度合いが強くなったり 時間が長くなります。
その様な患者さんの何人かが、歯科にて、 〝片方の歯が酷く磨り減っている〟
と指摘を受けたとの話をされました。
人間の骨格は、生まれながらに左右差があり、噛みしめ易い側が存在します。
鏡で、自分の頬骨を左右比較してみて下さい。
どちらか 頬骨が前方に出ている側があるのが解ると思います。
その側の下顎が、外方にズレています。
これが、噛み合せのきつい側-過剰咬合-が起り易い側です。
それは、咬筋、側頭筋などの咀嚼筋と言う、噛み込む筋肉が
過緊張している為に起ります。
下顎の角にグリグリとした塊を触れますが、これが咬筋の下顎骨に付着している所です。
又、強く噛むと解られると思いますが、コメカミの筋肉がビクッと動きます。
これが側頭筋で、よく漫画でイラッときた時や怒った時に
ピキッと来ているのを表す怒りマークがつくところです。
(この事からもストレスと関わりがある事が解りますね)
これらの筋肉の片側が緊張する為、顎の骨や側頭骨は当然 歪んできます。
その為、顎の痛みや違和感はもとより、コメカミの痛み、眩暈、耳鳴りにも
関与してきます。
肩コリも、過剰咬合側の首や肩がコル事が多い様です。
これらの場合、強く噛まない様に、マウスピース等をされるのも一手ですが、
根本的には、過剰咬合の原因となる 筋肉を緩め、顎の関節を正常に働く
様にするのがベストです。
当院では、『腱はじき術』にて、緊張した咀嚼筋の腱を弾いて緩めると共に、
呼吸で頭蓋骨が僅かに動くのを利用した『側頭骨の調整法』を行います。
これは、側頭骨を矯正したい方向に動く呼吸の時に、微妙に動かすのです。
繊細な刺激ですが、受けている途中に眠ってしまわれる方も多い程、
交感神経が緩め 過緊張から解放する手法です。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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にTCHについて書かれている記事を見つけました。
TCHとは、Tooth Contacting Habit 歯列接触癖、即ち、
普段、無意識の時でも
-歯を噛みしめてしまう癖-の事です。
東京医科歯科大学大学院の木野孔司先生が、顎関節症を解明する為に
顎関節症状の患者さんの生活習慣を調べたところ、『噛み続ける癖』
のある方の割合が、2000年で50%超、2003年には80%に達したそうです。
木野先生が「パソコン・スマホを使う事の弊害ではないか」
と述べられておられます様に、
当院の患者さんでも、パソコンに向かう時間の多い人によく見られる現象として、
〇肩甲骨の可動がなくなり 肩甲骨の周りがコル
〇噛みしめる事が多く、顎関節症、コメカミの痛み、肩コリがある
があげられます。
肩甲骨を固定して 手先を細かく使う事で、肩甲骨の内側がコリ易くなる事は、
以前のブログでも書きましたが、
画面を見る為 顎を固定して、手先を細かく動かす為には、
無意識のうちに噛みしめてしまう様です。
それに、締切や時間に追われる、失敗が許されない作業等のストレスが加わる場合には、
噛みしめる度合いが強くなったり 時間が長くなります。
その様な患者さんの何人かが、歯科にて、 〝片方の歯が酷く磨り減っている〟
と指摘を受けたとの話をされました。
人間の骨格は、生まれながらに左右差があり、噛みしめ易い側が存在します。
鏡で、自分の頬骨を左右比較してみて下さい。
どちらか 頬骨が前方に出ている側があるのが解ると思います。
その側の下顎が、外方にズレています。
これが、噛み合せのきつい側-過剰咬合-が起り易い側です。
それは、咬筋、側頭筋などの咀嚼筋と言う、噛み込む筋肉が
過緊張している為に起ります。
下顎の角にグリグリとした塊を触れますが、これが咬筋の下顎骨に付着している所です。
又、強く噛むと解られると思いますが、コメカミの筋肉がビクッと動きます。
これが側頭筋で、よく漫画でイラッときた時や怒った時に
ピキッと来ているのを表す怒りマークがつくところです。
(この事からもストレスと関わりがある事が解りますね)
これらの筋肉の片側が緊張する為、顎の骨や側頭骨は当然 歪んできます。
その為、顎の痛みや違和感はもとより、コメカミの痛み、眩暈、耳鳴りにも
関与してきます。
肩コリも、過剰咬合側の首や肩がコル事が多い様です。
これらの場合、強く噛まない様に、マウスピース等をされるのも一手ですが、
根本的には、過剰咬合の原因となる 筋肉を緩め、顎の関節を正常に働く
様にするのがベストです。
当院では、『腱はじき術』にて、緊張した咀嚼筋の腱を弾いて緩めると共に、
呼吸で頭蓋骨が僅かに動くのを利用した『側頭骨の調整法』を行います。
これは、側頭骨を矯正したい方向に動く呼吸の時に、微妙に動かすのです。
繊細な刺激ですが、受けている途中に眠ってしまわれる方も多い程、
交感神経が緩め 過緊張から解放する手法です。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
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お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404 円
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