夏場の痛み・不調は 胸椎5番の調整が有効

梅雨入ってから間もないのに　６月としては異例の　真夏並みの暑さ
になってきました。

梅雨の低気圧による副交感神経優位な状態から、
梅雨明けからのカッーと一気に暑くなる真夏の交感神経緊張
への移行期には、
急な筋肉のツッパリや痛みが起き易くなります。

さらに、一斉に冷房が入る様になり、食卓も、冷たい食べ物・飲み物一色！
これらによる冷えは、交感神経の緊張に輪をかけ、
神経を昂らせ筋肉を硬くさせます。


又、梅雨時期に湿気を溜め込んだ体は、暑くなって発汗させる事で
水分が代謝するものなのですが、
冷房をかける事で発汗が十分されず、汗が内攻し
だるみ、むくみ、関節痛、湿疹等を生じます。

こんな場合の不調には、胸椎5番の調整が有効です。

胸椎5番は、筋緊張性頭痛や肩コリ・肩甲骨内側の痛みに関与する
僧帽筋や大菱形筋の緊張を緩め、交感神経の興奮を鎮めます。

さらに、発汗を調整するので、胸椎5番を調整していると、
「何だか体がホカホカして　汗が出てきました」　
「汗が出たら頭がスッキリしました」 等と、言われます。

冷え風邪に葛根湯を飲んで、発汗して　
頚や肩のコリ、頭痛が楽になるのと同じような効果が現れてきます。

胸椎5番の調整は腰椎5番にも効果が及ぶ為、
足腰のだるみや引き攣りにも有効です。

胸椎5番の調整も、背骨に近い一側と云われるポイントから、起立筋上の二側、
起立筋を越えた交感神経のポイントの三側、大菱形筋と僧帽筋の境目の四側
のポイントと患者さんの症状と歪みを見極めて、使い分けていきます。




　　





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タグ：冷房病　夏バテ　交感神経の緊張 冷やすと痛い