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筋肉 の 緊張 と筋力 [健康一般]

患者さんに 歪みの説明させて頂く時に、

「ここの筋肉が緩んでいるから 肩が下がってくるのですよ」

「緩んでいる筋肉に力を付けて 関節を締めていきますね」
等とお話しますと、殆んどの方が
「それなら、その筋肉に筋力をつける様な事をしないといけませんね」
と、言葉を返されます。

我々が用いる、筋肉の緊張や弛緩は、関節や骨格の歪みに関与する筋肉バランス
言っているのであって、筋力が有るか無いかを言っているのではありません

骨盤を前に引く筋肉が緩むと 後ろ倒しに傾く
肋骨を下に引き下げる筋肉が緊張すると 肋骨が下垂する
等の様に使っています。



筋力と云う話と照合すると、むしろ 逆になる傾向が有る様に思います。

例えば、非重心側<万歳検査>にて -肘が伸びる側―ですので、
肘を伸ばす筋肉である上腕三頭筋が緊張し、
力こぶを作る筋肉―上腕二頭筋が弛緩する 
という筋緊張バランスとなります。

しかし、上腕二頭筋の筋力は 非重心側が大きい事は、非重心側が右側の人が多く
利き手構造で、力こぶを作り易い事から考えても筋緊張とは逆になります

足の指でも、非重心側は指の伸筋が緊張していますが、
指先で物を掴み易いのは非重心側で、指を屈曲する筋力が大きいと考えられます。

重心側は、屈筋緊張ですが、肩の伸展(腕を後ろに伸ばす)や肘の伸展は重心側
し易くなります。

私も、気が付くと、様々な動作時に、重心側である左側を伸展位にして使い、
非重心側の手足を屈曲位にして使っているようです。


我々治療師が用いる筋肉の緊張・筋肉の弛緩とは、
例えば 腰の前屈と後屈に関わる筋肉の 緊張バランスに於いて、

「腰を前屈させる働きの筋肉が緊張し過ぎて、前屈し難い」
「腰を前屈させる働きの筋肉が緩み過ぎて、後屈し難い」
という様に考えているのです。

従って、動作がやり難い、動かすと痛い場合は、緊張している筋肉を緩め
弛緩している筋肉に力をつける筋肉のバランス調整が必要となるのです。



当院の<アーチバランス整体>は、健康保険の対象外です。






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