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足のアーチが働くには 筋肉のバランスを取り 屈筋の筋出力を出す事が必要 [歪みの解説]

年齢を重ねられていくと、「歩きにくくなったり、よく転んだりする」
と云われる方が多くなります。
御本人さんの自覚以上に、足に力が入り難くなっているようです。

この様な方に、イスに座って、両足を床に着けて頂きますと、両足共に足先が浮いてしまい
床に密着できません。
足の指先が浮いて床に着いておらず、足の裏の土踏まずの前方
が着地する形になります。

これは、浮き指という現象で、足先に力が入らず、立ちや歩きが不安定になります。
足のアーチが働いていない為に起こっている現象と思われます。

これは、一見、伸筋が緊張し屈筋が緩んで、足アーチが消失しているように見えます。
ところが、足の伸筋緊張・屈筋弛緩の場合は、この様な状態に陥る事は少ないのです。

実は、伸筋が緊張して、足首や足趾が反ると
屈筋が働き易くなり、足のアーチが機能し易くなります

伸筋が緊張していて、足首や足趾の反るの側の効き足-90%近くが右足-の方が、
地面を掴む動作がし易いのは、その為です。

アーチには見せかけのアーチと 機能としてのアーチがあります。
アーチの機能には、歩行や立位時の安定に働くほか、
衝撃の吸収と歩行・走行時の推進力が挙げられます。

足を床方向に曲げる(底屈)筋肉が緊張すると、
足の指は曲がり アーチが大きく見えますが、機能としてのアーチは働きません。
屈筋が緊張すると、曲げる筋出力が低下する為です。

若い時から、この傾向がある方は多いです。
歩行時に、足の指の付け根や踵の痛み
訴えられる方の多くはこのタイプです。

これらの方は、年齢と共に、アーチが機能しなくなる事で足のアーチを作れなくなり
足の指先が伸びきったまま浮いたり、
くの字に折れ曲がったりして地面を捉えられなくなるのです。

これらは伸筋が緩み屈筋が緊張するタイプの人に多く、屈筋を緩めるように
バランスを取る事で、足のアーチが正常に働くように調整していきます。
屈筋の筋出力は、伸筋緊張下で発揮されます

いつまでも、楽に歩けるように、痛みや痺れが無く過ごせるように、
足のアーチバランスを整えておかれる事をお勧めします。



当院の〈アーチバランス整体〉は、健康保険の適応外です。





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