四十肩・五十肩は、肩を動かしたり 安定させたりする腱の痙攣である [オリジナル治療法]
筋肉には、関節の動きに関わる筋肉と、関節の安定に関わる筋肉があります。
普通関節の安定に働く筋肉は、インナーマッスルが多いですが、
肩関節では、アウターマッスルである 腱板を形成する筋肉が
その役割を担います。
腱板の筋肉など、関節の回転軸の安定性に働く筋肉を、関節スタビリティマッスル
と云い、
関節の動作能力に働く、関節モビリティマッスルと分けると解り易いと、
先日の筋トレの講習にて教わりました。
肩関節は、上腕骨頭に対して関節窩が浅く、ハマりが浅くて不安定です。
靭帯が安定性を補強し、腱が安定に働きながら動かします。
肩関節は特に、前方への安定性が弱く、
肩関節前面の筋肉-屈筋群-の腱に大きな負担が掛ります。
利き手となる事が多い非重心側の肩関節や上腕の筋肉は、伸筋が緊張し屈筋が緩みます。
筋肉は伸筋の筋出力が小さくなり、屈筋の筋出力が大きくなります。
四十肩・五十肩は、利き手側・非重心側が多く、両側に見られる場合でも、
利き手側・非重心側から発生する事が多い様です。
筋肉的にみると上腕二頭筋、棘上筋、部位で云うと、
上腕二頭筋の短頭が付着〔起始〕する腱の部分、棘上筋が付着〔停止〕する部分
で痛みが発生します。特に、
四十肩・五十肩の初期の場合はこの部位に痛みを訴えられる事が多いのです。
屈筋に分類される上腕二頭筋、棘上筋、棘下筋、三角筋前部・中部線維の
筋出力が大き過ぎて 腱が痙攣してくる事で、
痛みや運動制限が発生すると考えます。
パソコン操作では、非重心側の屈筋が固定する事で、
細かいマウス操作や打ち込みができる訳で、
パソコン操作を長時間行う方は、四十肩・五十肩になり易い傾向があります。
スマートフォンの操作も同様です。
これらの場合、負担が掛り過ぎて痙攣している腱の痙攣を
〈腱を弾く〉事により解いていきます。
この場合の弾き方は、従来より私が考案して用いていた腱の緊張側の筋出力を出す弾き法
とは また違うテクニックを使う必要があります。
これは、最近の研究にて当院オリジナル法の一つに加わった最新の方法です。
加えて、非重心側の手は、屈筋の筋出力が大きい為、手のアーチが大きくなり、
手が窄んで指の付け根の骨が甲側にゴツゴツと出てきます。
この手のアーチを調整して、指が広がり易くしますが、最近、
手のアーチに関わる胸椎関連の肩にあるポイントの調整を加えてから、
停滞気味の四十肩・五十肩の患者さんの症状が一気に改善する事も多くなっております。
今日2度目の来院の方は、
「ズボンのベルトを後ろ手で通すのもきつかったのが楽になって、
夜も痛まずに寝れる様になった」と喜んで頂けました。
四十肩・五十肩は、病院では原因が解らず、湿布や注射の対症療法位しか
する事も無く、リハビリをされると反ってひどくなる方も多い様です。
これらの方の苦痛を和らげる為に、日々研究を重ねて、より効果的な方法に
進化させています。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
お知らせ 10月号予告通りでは 40歳代~向けの健康情報雑誌に『セルフ腱はじき』が掲載されます! [夢21]㈱わかさ出版 12月号 11/2(土)発売 特集 「手・肩・首 の しびれ・痛み」にて ―ばね指・腱鞘炎のセルフ腱はじき―という内容で、考案しました施術法の 記事を5ページにわたって掲載して頂けます♪ +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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普通関節の安定に働く筋肉は、インナーマッスルが多いですが、
肩関節では、アウターマッスルである 腱板を形成する筋肉が
その役割を担います。
腱板の筋肉など、関節の回転軸の安定性に働く筋肉を、関節スタビリティマッスル
と云い、
関節の動作能力に働く、関節モビリティマッスルと分けると解り易いと、
先日の筋トレの講習にて教わりました。
肩関節は、上腕骨頭に対して関節窩が浅く、ハマりが浅くて不安定です。
靭帯が安定性を補強し、腱が安定に働きながら動かします。
肩関節は特に、前方への安定性が弱く、
肩関節前面の筋肉-屈筋群-の腱に大きな負担が掛ります。
利き手となる事が多い非重心側の肩関節や上腕の筋肉は、伸筋が緊張し屈筋が緩みます。
筋肉は伸筋の筋出力が小さくなり、屈筋の筋出力が大きくなります。
四十肩・五十肩は、利き手側・非重心側が多く、両側に見られる場合でも、
利き手側・非重心側から発生する事が多い様です。
筋肉的にみると上腕二頭筋、棘上筋、部位で云うと、
上腕二頭筋の短頭が付着〔起始〕する腱の部分、棘上筋が付着〔停止〕する部分
で痛みが発生します。特に、
四十肩・五十肩の初期の場合はこの部位に痛みを訴えられる事が多いのです。
屈筋に分類される上腕二頭筋、棘上筋、棘下筋、三角筋前部・中部線維の
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パソコン操作を長時間行う方は、四十肩・五十肩になり易い傾向があります。
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〈腱を弾く〉事により解いていきます。
この場合の弾き方は、従来より私が考案して用いていた腱の緊張側の筋出力を出す弾き法
とは また違うテクニックを使う必要があります。
これは、最近の研究にて当院オリジナル法の一つに加わった最新の方法です。
加えて、非重心側の手は、屈筋の筋出力が大きい為、手のアーチが大きくなり、
手が窄んで指の付け根の骨が甲側にゴツゴツと出てきます。
この手のアーチを調整して、指が広がり易くしますが、最近、
手のアーチに関わる胸椎関連の肩にあるポイントの調整を加えてから、
停滞気味の四十肩・五十肩の患者さんの症状が一気に改善する事も多くなっております。
今日2度目の来院の方は、
「ズボンのベルトを後ろ手で通すのもきつかったのが楽になって、
夜も痛まずに寝れる様になった」と喜んで頂けました。
四十肩・五十肩は、病院では原因が解らず、湿布や注射の対症療法位しか
する事も無く、リハビリをされると反ってひどくなる方も多い様です。
これらの方の苦痛を和らげる為に、日々研究を重ねて、より効果的な方法に
進化させています。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
お知らせ 10月号予告通りでは 40歳代~向けの健康情報雑誌に『セルフ腱はじき』が掲載されます! [夢21]㈱わかさ出版 12月号 11/2(土)発売 特集 「手・肩・首 の しびれ・痛み」にて ―ばね指・腱鞘炎のセルフ腱はじき―という内容で、考案しました施術法の 記事を5ページにわたって掲載して頂けます♪ +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404 円
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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