やり易い体勢 取りにくい体勢 [健康一般]
はじめて施術を受けられた患者さんから、「どの様な体勢で寝た方が良いですか?」
「どの様に坐るのが一番良いですか?」等の質問を頂く事が多いです。
「とりあえず、楽な体勢で座ったり、寝たりして下さい」とアドバイスをさせて頂いております。
すると、「楽な体勢でいたら、どんどん歪んでいきませんか?」
と心配そうに言われます。
寝る場合は、仰向きで寝れる事が基本で、座るのも真直ぐ足を閉じて座るのが基本です。
仰向きで眠れない、うつ伏せしか眠れない、椅子に足を開いて、
又は、投げ出して座っている片側を向いてしか眠れないとか
片方にしか足を崩せない時点で体は歪んでいます。
しかし、それは、筋肉のアンバランスや捻じれる事により、その形でいるのが楽、
即ち、無理が掛らない体勢になっているのです。
歪みがある時は、調整するのがベストですが、とりあえず
歪みに逆らう体勢をしない事が一番です。
無理矢理いつもと逆方向に寝たり、仰向きで寝ると、体の歪みや症状は悪化します。
以前、妊娠中の腰痛で来院された方が、
「逆子の治療で病院に行き、いつも同じ方向を向いて寝るのが原因だから、
今日から逆向きに寝なさい」と指示され、その様にしたら、3日目に
腰の痛みで身動きし辛くなったそうです。
この方は、体幹の捻じれと腸骨の後傾が酷かった為、
逆子を起こし、片方を向いてしか寝れなかったのを、
違和感を我慢して、捻じれに逆行して寝た為、
その様な状態になったと思われます。
勿論、その歪みを整えると、腰の痛みも、逆子も解消されました。
身体は、<筋肉の捻れ方向>に捻じるのが楽で、
流れに逆らった方向に捻じるのはやり辛いのが普通です。
勿論、四十肩・五十肩の発生している側の肩は下にしては寝れませんし、
その他にも、骨折箇所、その他
のきつい痛みを庇う体勢になっている場合は例外となります。
ただし、人の身体は、部位によって、筋肉の流れが異なりますので、
横向きに寝るのでも脚を伸ばして寝るのと、股関節膝を曲げて横に寝るのでは、
逆の方向の流れになる事もあります。
横座りでも、太腿の分だけ少しずらして座るのは、太腿の捻れ方向に崩すのがやり易い
ですが、足先まで横に崩して座ると、足の外反側-即ち、
足の裏を外に向け易い方向に崩し易くなります。
片方には崩せるが、もう一方には全く崩せないと言う場合は、下肢の捻じれの歪み
が大きいと云えます。
この場合は、逆方向肉に 崩す癖をつけようとしても関節を傷めるだけなので、
その原因となる歪みを調整する必要があります。
この理屈は、ねこ背の人でも一緒で、自分で伸ばそうと意識したり、
ストレッチや矯正バンドで伸ばし過ぎると、
背中や腰を傷めたり、伸ばし過ぎの反作用で反って歪みが酷くなります。
猫背になっているのには、何らかの原因がある訳ですから。
当院では、その原因にアプローチして調整していきます。
長い間の蓄積で起こっている現象なので一朝一夕という訳にはいきませんが、
調整を重ねていくうちに、気にしなくても 背筋を伸ばして座っていたり、
脚を逆に崩していたり、平気で仰向きに寝ていたりする様になるのものなのです。
ですから、それまでは、焦らずに楽な体勢で生活して貰えれば良いのです。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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「どの様に坐るのが一番良いですか?」等の質問を頂く事が多いです。
「とりあえず、楽な体勢で座ったり、寝たりして下さい」とアドバイスをさせて頂いております。
すると、「楽な体勢でいたら、どんどん歪んでいきませんか?」
と心配そうに言われます。
寝る場合は、仰向きで寝れる事が基本で、座るのも真直ぐ足を閉じて座るのが基本です。
仰向きで眠れない、うつ伏せしか眠れない、椅子に足を開いて、
又は、投げ出して座っている片側を向いてしか眠れないとか
片方にしか足を崩せない時点で体は歪んでいます。
しかし、それは、筋肉のアンバランスや捻じれる事により、その形でいるのが楽、
即ち、無理が掛らない体勢になっているのです。
歪みがある時は、調整するのがベストですが、とりあえず
歪みに逆らう体勢をしない事が一番です。
無理矢理いつもと逆方向に寝たり、仰向きで寝ると、体の歪みや症状は悪化します。
以前、妊娠中の腰痛で来院された方が、
「逆子の治療で病院に行き、いつも同じ方向を向いて寝るのが原因だから、
今日から逆向きに寝なさい」と指示され、その様にしたら、3日目に
腰の痛みで身動きし辛くなったそうです。
この方は、体幹の捻じれと腸骨の後傾が酷かった為、
逆子を起こし、片方を向いてしか寝れなかったのを、
違和感を我慢して、捻じれに逆行して寝た為、
その様な状態になったと思われます。
勿論、その歪みを整えると、腰の痛みも、逆子も解消されました。
身体は、<筋肉の捻れ方向>に捻じるのが楽で、
流れに逆らった方向に捻じるのはやり辛いのが普通です。
勿論、四十肩・五十肩の発生している側の肩は下にしては寝れませんし、
その他にも、骨折箇所、その他
のきつい痛みを庇う体勢になっている場合は例外となります。
ただし、人の身体は、部位によって、筋肉の流れが異なりますので、
横向きに寝るのでも脚を伸ばして寝るのと、股関節膝を曲げて横に寝るのでは、
逆の方向の流れになる事もあります。
横座りでも、太腿の分だけ少しずらして座るのは、太腿の捻れ方向に崩すのがやり易い
ですが、足先まで横に崩して座ると、足の外反側-即ち、
足の裏を外に向け易い方向に崩し易くなります。
片方には崩せるが、もう一方には全く崩せないと言う場合は、下肢の捻じれの歪み
が大きいと云えます。
この場合は、逆方向肉に 崩す癖をつけようとしても関節を傷めるだけなので、
その原因となる歪みを調整する必要があります。
この理屈は、ねこ背の人でも一緒で、自分で伸ばそうと意識したり、
ストレッチや矯正バンドで伸ばし過ぎると、
背中や腰を傷めたり、伸ばし過ぎの反作用で反って歪みが酷くなります。
猫背になっているのには、何らかの原因がある訳ですから。
当院では、その原因にアプローチして調整していきます。
長い間の蓄積で起こっている現象なので一朝一夕という訳にはいきませんが、
調整を重ねていくうちに、気にしなくても 背筋を伸ばして座っていたり、
脚を逆に崩していたり、平気で仰向きに寝ていたりする様になるのものなのです。
ですから、それまでは、焦らずに楽な体勢で生活して貰えれば良いのです。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404 円
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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