整体をする上での体の観察・検査

西洋医学では、先ず症状を聞き、画像診断検査や血液検査等を行い、

そのうえで治療方針・投薬を決めていかれます。


東洋医学に基づき、漢方薬・鍼・灸、　

そして民間療法と分類される療法を行っている　ところでは、

患者さんの訴えられる症状を詳しく問診して、　

外見から顔色や爪や舌などを観察したり、脈診や

お腹や背部の皮膚の触診から、施術方法を考えて行います。


しっかりとメイクやネイルアートをして来院されて、

外見から判断がつきにくい場合でも、

ストレートに舌だけは見る事ができます。

舌は、体の冷・熱、水分・お血の停滞、内臓の働き等、

体の内部の情報をダイレクトに伝えます。


『アーチバランス整体』では、詳しい問診、

自然体での立位・仰臥位・伏臥位・坐位の姿勢、

手・足のアーチなどの観察、手・脚・骨盤を軽く動かしての検査から、

体型と歪みを判断し、『相関関連の法則』にあてはめ、

症状の原因となる歪みを特定して、全体と局所の両面から調整していきます。


背骨一つ一つの歪みの状態を調べ様とすると、鍼灸の脈診並みの、

経験に基づく熟した技術が必要です。


『アーチバランス整体』においては、症状と歪みの－法則－から　

原因となると推測できる椎骨を特定し、

椎骨の歪みは、〝捻じれ系〟〝重心系〟の2系統の歪みの検査を行えば、

椎骨の傾き、捻じれる方向、椎間から出る神経の緊張に係る情報も、解るので、

見立ての誤りのリスクは少なく、大抵の検査や法は着衣のままで可能です。


ただ、ダイレクトに体に触れると、背骨の溝のカーブ、微妙な骨の状態、

筋肉の膨隆、皮膚の温度、乾・湿、毛穴の開き具合など、

体の細かい情報がわかるので、

出来る限り、症状の局所は直接診て触れる様にしています。


又、施術の過程で、これらの体の変化も、目と手で感じとる事ができるのです。








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最近の独自の研究で、―伸縮・前後の歪み―は、
〔重心系〕と相関連動する事が解り、
手・足のアーチや万歳検査・腸骨の左右の振りを診る検査にて、
〔重心〕の歪みも、[伸縮]の歪みも検査できる様になりました。

この二つの歪みが、一定の法則で以て、一本の線で繋がった訳です。

タグ：アーチバランス療法 バランス整体　バランス検査 手技研