動くと痛い腰痛と じっとしていても痛い腰痛

腰痛には、じっとしていたら痛みが無いのに、立ち上がる時や屈む時などの
動作する時のみ痛みを感じる腰痛と、
じっとしていても痛みがある腰痛があります。

じっとしていても痛い場合は、長時間座っていた時などに鈍痛がある場合と、
神経痛など疼く様な痛みが、どんな態勢でもある場合　とに分けられます。

動作時のみ、痛みを感じる場合は、
筋筋膜性の腰痛、仙腸関節などの関節のズレ、椎骨の歪み
によるもの等があります。

筋疲労や冷え等による筋肉(腱）の痙攣によるものは、
筋のストレッチ刺激や腱はじき術等により、
痙攣を解くことにより、動きが正常となると共に　痛みが緩和します。

仙腸関節のズレや椎骨の歪みによるものは、
骨盤や椎骨の歪みを反射を使ったり、骨格の歪みの
原因となる筋肉のアンバランスを調整します。

動く時のみの痛みの場合、急性の場合などは酷い状態に見えますが、
大抵の場合は、数日から数週間のうちには、症状は緩和・消失します。

じっとしていても鈍痛が場合は、反り腰・腰椎後弯などの
腰椎の弯曲異常、骨盤の歪み、骨盤の開き等の場合がありますが、
慢性の場合は、症状は激烈でないものの、
長い間の蓄積で発生している為、ある程度の期間を必要とします。

咳やクシャミ響く様な痛みがあったり、じっとしていてもうずく様な痛み
がある場合は、神経の痛み　です。

腰や仙骨周辺の痛みは、腰神経叢の後枝によるもので、
適切な刺激を送れば緩和してきますが、
下肢のみに起こる激しい痛みは、何らかの原因により
坐骨神経が圧迫絞扼されて神経直撃の痛みが入っている
可能性があり、病院での検査を要する場合があります。

腰部にじっとしていても耐え難い痛みがある場合は、
結石、内臓の炎症、骨髄縁炎、腫瘍などの重篤な疾患の可能性
もあるので、詳しい検査をする事が必要です。





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タグ：腰痛 坐骨神経痛　ぎっくり腰　慢性腰痛