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筋肉のバランスを調整する場合の 2つのアプローチ法 [整体マニアック]

脊柱の弯曲、関節の歪みは 筋肉のアンバランスによって発生します

例えば、どちらかの手関節、足関節が背屈している場合、背屈させる筋肉と
掌屈・底屈させる筋肉に、アンバランスが生じていると言えます。

即ち、背屈させる筋肉が緊張して掌屈・底屈させる筋肉が緩んでいる訳です。

この様な場合、
背屈に関与する筋肉の緊張を緩めると云うアプローチ法と、
掌屈・底屈に関与する弛緩している筋肉に力を付けると云うアプローチ法
があります。

前者の場合は、腱紡錘に刺激を入れる 〈腱はじき術〉〈筋肉のストレッチ法〉 
等を行います。
筋肉の緊張による症状、急性の症状等は、この方法でアプローチするのが適しています。

後者の場合は、筋紡錘に刺激を入れる押圧、触圧刺激(持続刺激)
による調整法を用います。

筋肉の弛緩による症状、慢性の症状、脊柱弯曲の異常や姿勢を矯正する 
のには、この方法でアプローチするのが適しています。

例えば、膝関節のアライメント異常で、外膝眼が下がり内膝眼が挙がっている時に、
内膝眼に関与する内側広筋の腱を弾いて緩めても膝眼の高さは揃います 
が、外膝眼に力をつけて膝眼を調整する方法もあります。

力を付ける刺激を主体に行うと、深く持続する効果が得られますが、
調整には、時間をかける・繰り返して行う必要があります。

腱を弾いたり、ストレッチする方法は、即効性があり、
根の深くないものは早く楽になります。

但し、根本的に治す必要がある場合や 
椎間板ヘルニアや変形しかかった膝関節などは、
持続する刺激、力を付ける刺激が必要なので
持続圧により調整する方法が適しています

慢性的な症状や長い間かけて変形してきた関節症や身体のバランスの歪み
症状の根本原因が症状の起きている局所と離れた場所にある場合
などがこれに当たり、
症状の原因を、じっくり期間をかけて 調整していく根気が必要となります

この様に、症状・原因や経過により最適な刺激を選ぶ必要があります

急に発生し、筋肉・腱の緊張を主体とする傷病、根本原因にアプローチしなくても
改善される症状、怪我による損傷等、傷病の局所に施術をする事が前提となる
接骨・整骨(保険適応)の施術内容と、
慢性傷病・自律神経症状・骨格の矯正などを目的とする整体施術とでは、
当然施術方法も料金設定も変わってくるのです。

当院での<バランス整体>は、健康保険の対象外となります。








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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

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