典型的な反り腰 [当院の症例]
このところ、典型的な反り腰により頭痛・頚の痛み・腰の痛みを訴えられる方
が多く来院されています。
そのうち、若い女性の方の来院が目立ちます。
反り腰とは、腰椎が過剰前弯を起こしている状態で、仰向きに寝ると
背中に隙間があり、立った時、腰が反りお腹を突き出した立ち方になります。
腰の反りが酷い時は解り難いのですが、肩が前内方に巻き込む
為に、胸椎は後弯して背中は丸く猫背になって、その
バランスをとる為に、腰椎が過剰前弯になっているのです。
人の身体には、生理的前弯がありますが、大腰筋の過緊張により、
腰椎が過度伸展され、前弯が増大している状態を過剰前弯と云います。
背中を丸めて顎を突き出してパソコンモニターに向かう
姿勢により、胸椎の後弯のバランスを取り腰椎が過剰前弯する
大腰筋は、ストレスや冷えにより過緊張し易い為、
ストレスが多い環境、冷房などにより
絶えず下半身に冷えが入り易い 等の理由により、
若い方にも反り腰が急増している様に思えます。
さて、反り腰により腰痛を訴える場合によく症状が起る部位は
〈腰仙関節〉と云う腰椎5番と仙骨の連結しているところです。
腰椎が前弯して腰椎5番は前方に辷り、仙骨は前傾して尾骨が後方に凸します。
腰仙関節を頂点として腰椎と仙骨の作る角度[腰仙角]は大きくなります。
伏臥位で腰仙部の隙間に指を入れると、深く入り込み、座位にて腰を丸めて貰い
腰仙関節を触診すると、緊張した棘間靭帯を触れる事が出来ます。
仰向きに寝ると、背中と床の間に大きな隙間があったり、
仙骨や尾骨が当たって痛い と 訴えられます。
腰を反らしたり伏臥位になると、腰仙角がさらに増大される為、
痛みが増します。
立っている時にも、腰椎の前弯は増大する為、
立位での腰仙部の痛みが起り易いです。
加えて、腰椎5番は、腰の前後の動きを主る為、
前屈時や後屈時の痛みに関与します。
反り腰の人は 立った時、踵の外側に体重が乗り易くなります。
それは、反り腰の人は足首の中足骨より後部が外反-足の裏が内に向く様に捻じれる-
しています。
その為、踵や膝の内側の痛みを伴う事も多い様です。
ねこ背-反り腰のタイプの方は、過剰咬合による顎関節症・頭痛、頚の痛み、肩コリ、
背中のツッパリ、腰の痛み、坐骨神経痛、踵や足の裏の痛み、生理痛など
次々と症状が広がっていきます。
ねこ背―反り腰-腰仙角の増大-踵重心の歪みの連鎖は、
その歪みを断ち切ると全身の様々な症状が一気に解消される事もあります。
自称〈若いのに症状の多さは、オバさん!〉という
20代の女性は、2回目の来院時に、
「先生の施術を受けて一週間は、ここ2-3年で初めて痛み止め無しで過ごせました!」
と言いながら施術室に入ってみえました。
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
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お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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が多く来院されています。
そのうち、若い女性の方の来院が目立ちます。
反り腰とは、腰椎が過剰前弯を起こしている状態で、仰向きに寝ると
背中に隙間があり、立った時、腰が反りお腹を突き出した立ち方になります。
腰の反りが酷い時は解り難いのですが、肩が前内方に巻き込む
為に、胸椎は後弯して背中は丸く猫背になって、その
バランスをとる為に、腰椎が過剰前弯になっているのです。
人の身体には、生理的前弯がありますが、大腰筋の過緊張により、
腰椎が過度伸展され、前弯が増大している状態を過剰前弯と云います。
背中を丸めて顎を突き出してパソコンモニターに向かう
姿勢により、胸椎の後弯のバランスを取り腰椎が過剰前弯する
大腰筋は、ストレスや冷えにより過緊張し易い為、
ストレスが多い環境、冷房などにより
絶えず下半身に冷えが入り易い 等の理由により、
若い方にも反り腰が急増している様に思えます。
さて、反り腰により腰痛を訴える場合によく症状が起る部位は
〈腰仙関節〉と云う腰椎5番と仙骨の連結しているところです。
腰椎が前弯して腰椎5番は前方に辷り、仙骨は前傾して尾骨が後方に凸します。
腰仙関節を頂点として腰椎と仙骨の作る角度[腰仙角]は大きくなります。
伏臥位で腰仙部の隙間に指を入れると、深く入り込み、座位にて腰を丸めて貰い
腰仙関節を触診すると、緊張した棘間靭帯を触れる事が出来ます。
仰向きに寝ると、背中と床の間に大きな隙間があったり、
仙骨や尾骨が当たって痛い と 訴えられます。
腰を反らしたり伏臥位になると、腰仙角がさらに増大される為、
痛みが増します。
立っている時にも、腰椎の前弯は増大する為、
立位での腰仙部の痛みが起り易いです。
加えて、腰椎5番は、腰の前後の動きを主る為、
前屈時や後屈時の痛みに関与します。
反り腰の人は 立った時、踵の外側に体重が乗り易くなります。
それは、反り腰の人は足首の中足骨より後部が外反-足の裏が内に向く様に捻じれる-
しています。
その為、踵や膝の内側の痛みを伴う事も多い様です。
ねこ背-反り腰のタイプの方は、過剰咬合による顎関節症・頭痛、頚の痛み、肩コリ、
背中のツッパリ、腰の痛み、坐骨神経痛、踵や足の裏の痛み、生理痛など
次々と症状が広がっていきます。
ねこ背―反り腰-腰仙角の増大-踵重心の歪みの連鎖は、
その歪みを断ち切ると全身の様々な症状が一気に解消される事もあります。
自称〈若いのに症状の多さは、オバさん!〉という
20代の女性は、2回目の来院時に、
「先生の施術を受けて一週間は、ここ2-3年で初めて痛み止め無しで過ごせました!」
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指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 価格: 1,404 円
岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/
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